赤ちゃんが産まれたら、初めてのことだらけでわからない事が多いですよね。
特に、赤ちゃんと初めて過ごす冬は温度調節が難しいと思います。
「赤ちゃんは暑がりだから、服は大人より一枚少なめで」なんて言われますが、では暖房はあまり付けない方がいいの?って迷っている方もいると思います。
実際私も、娘が赤ちゃんの頃は暖房の使い方がイマイチわからず困りました。赤ちゃん自身はスヤスヤ眠っていても、布団から出てる手はとっても冷たくて心配になったこともありました。
暖房は「適度に」つけっぱなしでなければ、使った方がいい事があります。
今回は赤ちゃんと冬の暖房についてお教えします!
赤ちゃんと過ごす冬の暖房の適切な温度ってどのくらい!?
赤ちゃんが過ごすのに快適な温度は、だいたい20〜23℃くらいだと言われています。
でも土地や建物によって体感温度は変わってきますよね。
例えば東京の鉄筋コンクリートで出来ているマンションで狭い間取りに住んでいたら、外は寒くても暖房を付けなくても布団に入れば暖かくなります。
しかし東北地方などで木造建築の平家に住んでいたりしたら、場合に寄っては外より寒く感じてしまうほどのところもあります。
私の実家は、関西地方の田舎でかなり部屋が広いので、冬に帰省した時は昼間でも寒くて寒くて、ストーブはつけっぱなしでした。
また、義実家は東北地方で冬は積雪が当たり前のところなので、夜中は屋内でも凍死してしまうほど寒いので石油ストーブを弱くずっと付けていました。もちろん適宜、灯油の残量を義両親が確認していましたが…。
なので可能であれば、温度計などを用意して20〜23℃をキープ出来る状態を保持していればいいと思います。
赤ちゃんと過ごす冬の暖房は寝るときどうしたら!?
では適温だったら、夜中ずっと付けっぱなしでいいものなのか?と気になる方もいますよね。
答えはNOです。
使う暖房器具によって理由は異なるので、器具ごとに見ていきましょう。
- ◎エアコン
- エアコンだと空気が非常に乾燥します。赤ちゃんは喉が弱く、乾燥をきっかけに風邪をこじらせて肺炎などにもなりかねないので注意して下さいね。どうしても寒いという時は、加湿器と併用するか、室内に洗濯物を干すなどして湿度を保てればいいと思います。
- ◎ガスストーブ&石油ストーブ
- このストーブは、付けっぱなしにしていると共に不完全燃焼があると一酸化中毒を起こしてしまうので、換気が必要になります。なので随時確認出来ていればいいですが、そうでないと夜中に付けっぱなしは危険ですね。
- ◎ホットカーペット&電気毛布
- ホットカーペットの上で赤ちゃんが寝てしまうと、低温やけどをしてしまう恐れがあります。
また電気毛布も、寝る前まで付けておくのはいいですが、ずっと付けておくと赤ちゃんにとっては熱を放出出来ず暑過ぎてしまうことがあります。
以上のことから、暖房器具は寝る前まで付けておいて入眠しやすくし、あとは体から出る熱をキープ出来る状態が理想と言えますね。
赤ちゃんと過ごす冬の暖房はなしだときつい!?
赤ちゃんの体温調節も大切ですが、実はお母さんの寒さ対策も重要です。
お母さんは布団に入ってるから大丈夫では?と思われるかもしれませんが、真冬の授乳は激寒です…。
特に母乳の方は、添い乳で授乳出来たとしても、授乳の間、首から胸、お腹にかけて寒気にさらされているのでとっても寒いです。
しかも眠気に負けて、授乳が終わってもそのままの状態で寝入ってしまうことも多々あります。そうすると、長い時間上半身が出たままになるので、風邪をこじらせるきっかけにもなります。
それを防ぐために、暖房をつけっぱなしではなくとも、ちょっと付けられるハロゲンなどが近くにあるといいですが、ハロゲンは熱くなりすぎたり、赤く光るので明るすぎてしまう難点もありますよね。
ここでオススメしたいのが、ネックウォーマーと湯たんぽ、ならぬホットウォーマーです。
今では100円ショップでも可愛く、暖かいネックウォーマーが売っていますし、電子レンジで温めて使える首用、お腹用、足用などそれぞれのホットウォーマーが出ていたりするので探してみてください。
また、胸のところだけ開けられる授乳用のパジャマなども売っているので見てみて下さい。
一方で、赤ちゃんの服装はどうすればいいでしょうか?
服から出ている手や足が冷たそうだからとつま先まであるカバーオールや靴下を履かせると、やはり熱を放出出来ずに暑くなってしまうことがあります。
また、寝返りやハイハイをし出すと寝相が悪くなり、夜中に布団をはいでしまっている事が多々あります。そんな時は、スリーパーという着る毛布のような上着を着せていると安心です。
袖付きのものから、ベストのようなもの、丈が長いものなどいろいろあるので、赤ちゃんに合わせて探してみるといいですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
真冬の夜中に、授乳や夜泣きに付き合うのはお母さんにとっては孤独を感じやすく、体も精神的にも心細いものですよね。
特に寒い夜は、いろいろとネガティブなことをグルグル考えて眠れなくなってしまったりすることもあるかもしれません。
そんな時にネット通販サイトで、赤ちゃんの可愛いスリーパーを探してみたり、ご自身のあったかグッズを探してみると少し気が楽になるかもしれません。
暖房器具と一緒に暖かグッズや服を揃えて、なんとか寒い冬の夜乗り越えてくださいね!