赤ちゃんがお昼寝からすぐ起きる!眠りが短い場合やしない時の対策!

お昼寝しない赤ちゃん

赤ちゃんがなかなかお昼寝をしてくれなくて、困ったことはありますか?

新生児の頃は、授乳やおむつ替えの時以外はほぼ寝ていたのに、寝ぐずりするようになって困っているというお母さんもいると思います。

お母さんは、赤ちゃんがお昼寝したらやらなきゃいけない家事があるし、ちょっと一息できる唯一の一人時間なのに、赤ちゃんがなかなか寝てくれず泣いてばかりいたら、お母さんは息が詰まりますよね。

そんな時ちょっとした工夫で、赤ちゃんが寝てくれるようになってお母さんの気持ちが楽になることがあります。

今回はお昼寝しない赤ちゃんを上手に寝かしつけるコツを紹介します!

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赤ちゃんがお昼寝をしてもすぐ起きるのはなんで!?

お昼寝中の赤ちゃん

人は睡眠のサイクルにレム睡眠とノンレム睡眠があるというのはよく知られていますよね。

赤ちゃんにももちろんあるのですが、赤ちゃんはこのサイクルの周期が大人より短いのです。

レム睡眠とは急速眼球運動睡眠といい、身体は休んでいても脳は活動していて、眠りは浅く、またこの期間に人は夢を見やすいといいます。

一方でノンレム睡眠は脳の休息時間で、いわゆるぐっすり眠っていて多少のことでも目が覚めません。

大人の場合、眠り始めるとノンレム睡眠〈深い眠り〉90分程→レム睡眠〈浅い眠り〉40分程というサイクルを繰り返します。

大人は体内時計が出来ているので、このサイクルが出来ていますが、赤ちゃんは体内時計が未熟なため、このサイクルの時間が短かったり、ちょっとしたことがきっかけで狂ったりしてしまうのです。

そのため、夜中も何度か起きてしまったり、昼寝し始めてもすぐに起きてしまったりするんですね。

それ以外の理由では、不安やお母さんの抱っこが恋しくて眠りが浅くすぐに起きてしまうこともあります。

赤ちゃんのお昼寝タイム!短い!?長い!?

お昼寝中の赤ちゃん2

では平均的に赤ちゃんはどのくらいお昼寝をするのでしょうか。

◎新生児から生後2か月頃
1日の70~80%を寝て過ごすので、昼寝と夜の睡眠トータルで16~20時間程は寝て過ごします。昼寝の回数も定期的ではありません。
◎生後3、4か月頃 1日3回
朝1時間、昼2~3時間、夕方1時間程
赤ちゃんの体内時計が整い始めるのはこの頃から、と言われています。
◎生後5~8か月頃 1日2回
朝1時間、午後2~3時間
この頃から黄昏泣き(夕方に特別な理由もないのに泣き続けること)や夜泣きが始まります。
◎生後9~12か月頃 1日2回
朝30分、午後2時間
育児サイトや育児書によると、このようになります。

しかし、正直に言ってこのようにうまくはいきません。
私の娘が赤ちゃんの頃は、黄昏泣きをし始めたのは生後2か月頃でしたし、友人の子は生後4か月の頃でもほとんどお昼寝をしない赤ちゃんもいました。

また、新生児の頃から生後10か月まで、30分おきに起きているという赤ちゃんもいました(その子のお母さんは常に疲れ切っていました…)。

また、月齢が上がってきてお昼寝の時間が安定してきたな、と思っていてもある日突然寝なくなったり、寝入って30分で起きてしまったりする時もあります。

そんな時こちらとしては、これで2時間は寝てくれるだろうからゆっくりお茶しよう、とお昼寝時間を心待ちにしていたのに、そんなに早く起きちゃったのかー、とガッカリ感は否めませんでした…。

でも赤ちゃんはロボットではないので、きっちり予定通りにはいかないんですよね。

このように、あまり寝てないけど大丈夫なの?と心配になる子もいるかもしれませんが、無理に寝かせようとしても眠くなければ寝ないので、その子の体力によって合った睡眠時間があるのではないかなと思います。

赤ちゃんをぐっすりお昼寝させる方法とは!?

お昼寝中の赤ちゃん3

それでも、やはり寝る子は育つというようにお昼寝の時間もある程度は確保しておきたいですよね。

赤ちゃんがぐっすりお昼寝できる環境づくりを以下に挙げてみます。

◎お雛巻にして寝かせる
月齢の低い赤ちゃんに限りますが、大きなタオルケットなどでぐるぐる巻きにして赤ちゃんを包んであげると、お母さんのお腹の中にいたような心地よい窮屈感で安心できることがあります。
また、月齢が大きくなっても、寝るときのタオルケットなどを決めておくと、その匂いで眠くなってくるという習慣も付けられます。
◎カーテンを閉めて薄ら明かりにする
真っ暗ではなくちょっと暗くて、お母さんの顔がかろうじて見えるくらいの明るさにすると自然な眠りに誘えます。
◎いっぱい動く
これは月齢が大きくなってくると、とても重要なことになります。大きくなってくるにつれて赤ちゃんも体力がついてくるので、中途半端に疲れているとうまく眠れず、寝ぐずりをすることがあります。
私の娘も、午前中に児童館に行ってある程度の刺激を与え疲れさせてからお昼寝をさせていました。

最初は慣れない場所でいろいろと刺激を受け疲れるのか、帰宅途中で寝入ってしまっていましたが、毎日のように児童館に通っているとだんだん刺激も薄まり、あまり疲れなくなるんですよね。

そうすると、帰宅してもなかなか寝ず、でも少し疲れて眠たい…でもうまく寝られない…という状況になり、ずっとグズグズ泣いて寝てくれませんでした。

揺らしたり子守唄を歌ったりしてもずっとグズグズしているので、眠たいならいつまでも泣いてないで寝ればいいのに…なんて思ってしまったこともあります。

そんな時は赤ちゃんと2人きりで家にいると、気が滅入ってしまうので、無理に寝かせようとするのではなく、諦めてまた散歩に出たりしていました。

あとから知ったことですが、赤ちゃんはまだ寝るのがうまくないそうですね。大人でも、疲れていてもいざ布団に入るとなぜか目が冴えて眠れない、という時もありますよね。

そのため、赤ちゃんがすんなり眠れる環境を作るには、普段と違うところへ行っていろいろな刺激を与えたり、赤ちゃん自身が動けるようになったらたくさん体を動かす、などしたりした方がお母さんのストレスも少なく寝かしつけが
出来ると思います。

赤ちゃんはベビーカーに乗っているだけも体力を使うようなので、ひたすらいろいろなところへ散歩するというのもいいかもしれません。

まとめ

お昼寝中の赤ちゃん4

いかがでしたでしょうか?

育児書をしっかり読んでいても、実際は赤ちゃんによって全然違ってきますよね。

町の6か月検診、10か月検診などで、「赤ちゃんは〇〇時間お昼寝した方がいい」、などと保健士さんから言われるかもしれませんが、そんなに杓子定規に決めつける必要もないと思います。

中にはお昼寝の時は出来るだけ抱っこせず、自分で寝かせるトレーニングをした方が長時間寝るといった本や、ネントレをして睡眠時間を規則正しく習慣づける、といった内容の本も出ていますよね。

何が合うかは、これもまた赤ちゃんによって様々だと思うので、お母さんがやりやすい方法で出来る寝かせ方を探ってみてはいかがでしょうか?