あなたは紅茶は好きですか?
コーヒーとともに、紅茶もほっと一息タイムには欠かせないですよね。
イギリスではアフタヌーンティーを楽しむ文化がありますが、スコーンやクッキー、ケーキなど様々なお菓子に合った様々な種類の紅茶があることをご存知ですか?
今回は、紅茶の種類と違いと人気ランキング、さらにその楽しみ方についてご紹介します!
目次
紅茶好きなら知っておこう!紅茶の種類人気ランキング1位は⁉︎
どんな紅茶が人気なのでしょうか?まずはランキングを見て見ましょう。
1位:ダージリン(北インドのダージリン地方原産)
2位:アッサム(北インドのアッサム地方原産)
3位:ディンブラ(スリランカ・セイロン島原産)
4位:ケニア(アフリカ・ケニア原産)
となっています。
ディンブラやケニアは、知らない方も多いのではないでしょうか。以下で特徴を見ていきましょう。
1位:ダージリン
世界三大紅茶の一つなので、紅茶に詳しくなくても、名前は聞いたことがありますよね。
ダージリンの特徴は、「紅茶のシャンパン」と言われているほど、香りが良く、丁寧に入れられたダージリンティーは、マスカットのかおりがホワッと香ります。
また、絶妙な渋みや爽やかなコクもあり、香りとともに最大限楽しむために、ストレートで飲むのがオススメです。
※合うお菓子→アップルパイやジャムを乗せたスコーンなど、フルーツの甘みと合う♪
2位:アッサム
濃い茶褐色が特徴であるとともに、渋み成分のタンニンが多く含まれるため、コクがあり濃厚な味です。
この濃厚な味をいかし、ミルクティーにすると美味しいです。
※合うお菓子→生クリームを使ったお菓子。シフォンケーキやショートケーキと相性ばっちり♪
3位:ディンブラ
渋み控えめでマイルド。香りはバラのような上品な香りが特徴です。
フルーツと相性がいいので、レモンティーはもちろん、ハーブを入れてハーブティーにしてみても美味しいです。
※合うお菓子→こちらもフルーツの甘みと相性がよくクセも少ないので、アップルパイやフルーツケーキ、また意外にもイチゴ大福などの和菓子とも合います♪
4位:ケニア
渋みやコクが強いがバランスが取れていて、香り高く飲みやすいです。ミルクをたっぷり入れても負けない濃さがあるので、ミルクティーにしても美味しいです。
※合うお菓子→こちらも渋みが強いので、甘めのお菓子が合います。バウムクーへンやクッキー、ドーナツなど♪
あの紅茶は?種類別に解説
ところで、先程ダージリンの説明で出てきた世界三大紅茶とは何かご存知ですか?
「ダージリン・ウバ・キーマン」が世界三大紅茶となります。
ウバとキーマンについては、初耳の方もいるのではないでしょうか?
ウバは、実は市販のペットボトル紅茶にも使われているんですよ。
キリン 午後の紅茶 ザ・パンジェンシー 茶葉2倍ミルクティー
このパッケージは見たことがあるでしょうか?
このミルクティーにはウバが使われているんです。
ウバはスリランカのセイロン島原産の紅茶で、これもタンニンが多く含まれるので、渋みが強いです。
しかし花の香りも強いので、爽やかな後味が特徴です。
上述の午後の紅茶ミルクティーのパッケージにある通り、茶葉2倍に相当する渋みがあるので、ミルクティーにするととても引き立ちます。
一方で、キーマンは、実は中国の紅茶です。
蘭やバラに似た香りが特徴的で、また発行度数が高いためスモーキーな味わいがあります。
少し独特なので、好みが分かれる味わいになります。
飲んだ瞬間にハマる人もいるとか。
高品質なものは希少価値が高く、市場に出回ることも少ないほどだそうですよ。
紅茶の名前の由来を知ってかっこいい大人に!
紅茶の名前にも、それぞれ由来があり歴史があるんです。
いくつかご紹介します。
◎ダージリン
インド北部のヒマラヤ山麓の茶樹で作られる茶葉。
ダージリンの語源は、チベット語で「雷が落ちた場所」です。ダージリンの気候は、春・夏・秋があり変わりやすい気候なことから、こう名付けられたそうです。
その変わりやすい気候の影響を受けて、時期ごとに茶葉の味わいも変わると言われています。
◎アールグレイ
実はアールグレイは、フレーバーティーなんです。紅茶好きの方ならご存知でしたでしょうか?
茶葉にベルガモットの香りを付けたもので、茶葉は中国産だったりセイロン産だったりします。
ちなみにアールグレイの名前の由来ですが、1830年代のイギリス首相チャールズ・グレイに由来します。
アールは「伯爵」という意味で、グレイ伯爵がお気に入りの紅茶だったことから、この名前が付けられたそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
紅茶ってとても伝統があり、奥が深いですよね。
ダージリン一つをとってもさらに種類が細かく枝分かれしますし、紅茶には等級ごとにも分けられるそうです。
同じ産地でも、茶葉の収穫時期や発行度数によっても味が変わってきますし、その年の気候によっても左右されます。
メーカーごとにブレンドされると、次々と新たな味わいの紅茶が生まれるかもしれませんね。
ぜひあなたの好みの茶葉を集めて、ブレンドしてみたりしてオリジナルの紅茶も楽しんでみてはいかがでしょうか?