日焼け止めを落とさないで寝るなんて!?お肌はどうなる?

日焼け予防

日射しが強い今の時期、日焼け止めは必須ですよね。

しっかり何度も塗り直した日焼け止め、夜ちゃんと落としてますか?

忙しい日々に疲れて、ついつい化粧したままで寝てしまう方もいるでしょうか?

化粧をしたまま寝るのも、肌にとっては良くないのですが、日焼け止めを塗ったまま寝てしまうと、さらに肌荒れの原因になる事をご存知ですか?

今回は日焼け止めの種類の紹介とともに、なぜ日焼け止めを落とさないで寝るとよくないのかをご説明します!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

日焼け止めを落とさないとどうなる!?

顔のシミ

(1)日焼け止めのタイプ

まず、日焼け止めの種類についてみていきましょう。

日焼け止めには、大きく2タイプに分かれます。

紫外線吸収剤

皮膚の表面で紫外線を吸収し、化学的にエネルギーに変えて放出することで紫外線が皮膚に吸収されるのを防ぐもの

防御力が高いが、皮膚への負担が大きい
アレルギー反応が出ることも

紫外線散乱剤(ノンケミカル)

肌の表面で、紫外線を跳ね返すことで、肌に紫外線が当たるのを防ぐ

日焼け止め効果も長持ちしやすく、有機化合物ではないので、肌への負担が少ない
子供や敏感肌の方にはこちらのタイプがオススメ。

こう見ると、紫外線吸収剤の方は危険?というイメージを持ちますよね。

しかし、人によっては肌に優しいはずのノンケミカルだと肌荒れして、紫外線吸収剤の方は大丈夫、という方もいるんです。

そのため、人それぞれで使い分けが必要ですね。

(2)日焼け止めは「化学物質」

メイクをしたまま、夜に寝てしまうのはよくない、というのは誰しもわかっていることですよね。

でもそれは、日焼け止めにも言えることなんです。

夜の時点で、メイクは崩れてきても、日焼け止めは持続効果の高い成分が入っていますから、夜でもしっかり残っているんです。

それをそのまま落とさずにいると、肌はずっと呼吸が出来ず新しい皮膚を生成出来なくなります。

さらに、生活して付いたホコリや汗、皮脂がずっと肌に乗ったままですから、汚れた脂がアクネ菌のすみかとなり、ニキビの原因になります。

日中の紫外線ケアももちろん必須ですが、それ以上に肌をまっさらにして休ませる必要があるんですね。

日焼け止めを落とさないで寝る!?そんなバカな!

日焼け

屋内にいても窓から差し込む日で日焼けしてしまうと言いますね。

そのため、休日家から出なくても、日焼け止めを塗る方もいると思います。

しかし、その日の夜「今日は日焼け止めしか塗ってないから、顔洗わなくていいや〜」なんて思っていませんか!?

実は、夜寝る時間帯は絶対にスッピン状態でいる必要があるんです。

夜22:00〜2:00の時間帯に最も肌のターンオーバー(生まれ変わり、生成)が活発になると言われています。

そして、そのターンオーバーを促すのが成長ホルモンで、それは寝始めて3時間のうちに最も出るんです。

つまり、その時間帯にスッピンでいないと、肌呼吸が出来ず、ターンオーバーが成されず、肌荒れの原因になってしまうんです。

肌のターンオーバーが崩れることで、具体的にどんな症状が出るのか、次で見ていきましょう。

日焼け止めを落とさない場合のリスクとは!?

日焼け後のシミ

ターンオーバーの仕組み

まず、ターンオーバーの仕組みを少し説明します。

皮膚は、表皮・真皮・皮下組織という層から成り立ちます。
ターンオーバーで、生まれ変わるのは表皮の基底層という部分になります。

この基底層で作られた細胞は、だんだんと押し出され、角化細胞となり、垢となって自然と剥がれ落ちていきます。
このサイクルを、ターンオーバーと言います。

ターンオーバーが崩れることで起きる症状

それでは、このターンオーバーが崩れると、肌はどんな状態になるでしょうか?

・肌のくすみ、乾燥
ターンオーバーが崩れることによって、古い細胞がうまく外に出されず肌に留まってしまうことがあります。
そうすると、肌はどんどんくすみ、また保湿力も弱まっていきますから、乾燥しやすくなります。
・シミ
肌のターンオーバーでは、古い角質だけでなくメラニン色素も排出しています。
しかし、それが滞ることでシミや色素沈着が起きる原因になってしまいます。
・ニキビ
先ほど、肌に日焼け止めだけでなく汗や皮脂汚れも残っていることで、皮脂過多となりニキビが出やすくなるとご説明しましたね。

それ以外にも、肌が乾燥することで逆に皮脂が過剰に分泌され、ニキビが出来てしまうこともあります。

この他にも、肌の角質層が厚くなることで、化粧水や美容液が肌の奥まで浸透しにくくなり、スキンケアの効果を得られにくくなってしまうこともあるんです。

せっかくスキンケアしていても、一向に肌質が良くならないという方は、ターンオーバーが乱れているのかもしれません。

一緒に読まれている人気記事
日焼けのかゆみが我慢できない!おすすめのアフターケアは?
日焼け止めと化粧下地の塗る順番はどっちが先?

まとめ

日焼け止め

いかがでしたでしょうか?

効果の高い日焼け止めこそ、夜にはしっかり落として肌の休息時間をしっかり設けてあげるといいですね。

これからどんどん日射しが強くなり、日焼け止めを何度も塗り直す方も多いと思いますが、塗り直した分、しっかり落としてケアも十分してあげて下さいね!