暖かくなってくると、気付かないうちに家の中に侵入するアリ。
特にキッチンによく侵入してきて、砂糖の袋の中に大軍でいることがあります。
払いのけようとすると咬むこともあるので、注意が必要です。
私の家は幸いマンションな為、アリの被害はありませんが、祖母の家には出るので大変な思いをしていました。
そんな厄介なアリを自分で駆除することは可能なのでしょうか。
今回は、家のアリの駆除方法や大量発生したアリの退治・対処法・侵入防止について調べてみました。
家に現れるアリ!侵入防止には何が効く!?
アリを家の中に侵入させない方法はいくつかあります。
まず、有名なのがミント水です。
ミントはアリの嫌がる香りがすると言われており、侵入経路に吹きかけることで、アリが家の中に入って来なくなる効果があります。
他にもゴキブリや蚊にも有効な方法なので、覚えておくと良いでしょう。
ただ、この方法は比較的小さなアリに対して効果的で、山などで見る大きいサイズのアリには効果が薄いようです。
大きいサイズのアリにも効果のある方法は、なんと輪ゴムです。
アリはゴムの臭いが苦手な為、食べ物の入っている入れ物に輪ゴムをかけることで、アリが寄り付かなくなります。
他にもアリの通り道をアルコールで拭いたり、ベビーパウダーを塗布するなど、調べてみると侵入防止策はたくさんあるようです。
そのくらいアリは私たちの身近な存在でもある、ということですよね。
また、アリの侵入を未然に防ぐために、侵入口を塞いでしまうという方法やエサとなる食べ物を置いたり、散らかしたりしないという方法も大切かと思います。
家に現れるアリの種類とその生態
家の中でよく見るアリの中に、イエヒメアリと呼ばれるアリがいます。
このアリは2mmほどの大きさで、茶色がかっているのが特徴です。
家に落ちている食べ物を好んで侵入してきます。
虫の死骸などもエサにし、自分たちの巣まで運んでいきます。
また、衣服を咬んで穴をあけてしまうこともあり、刺されると腫れてしまう人も居るほどです。
壁の奥や隙間に巣を作って棲みつくことも特徴のひとつで、巣の中には何万匹ものアリがいるため、完全に駆除するのが難しい種類のアリでもあります。
また、トビイロシワアリも家に侵入してくるアリです。
このアリは3mmほどの大きさで、つやのある黒色をした体が特徴です。
イエヒメアリ同様雑食性のアリなので、どんな食べ物でも見つけて食べます。
公園や草地を巣にすることが多いので、家の壁の中に棲みつくことはありません。
そのため、イエヒメアリより駆除しやすい種類ともいわれています。
このアリは咬みますが、刺すことはありません。
咬まれた部分が腫れるということも少ないようです。
知っておきたい!家にアリが現れる原因!
アリが侵入してくる最大の原因は、食べ物があることです。
食べ物を置きっぱなしにしていると、アリはその匂いをかぎ分けて家の中に
入ってきます。
特に果物の甘い香りに敏感で、そのままにしておくと群がってしまうほどです。
夏場はなるべく果物は冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
また、アリは食べ物を求めて侵入してくる以前に、家に棲みついていることがあります。
イエヒメアリのように家の壁の奥に巣を作っている場合もあれば、お庭の木の亀裂の中に作ることもあります。
家の中に植物を置いている場合、その中にいることもあるので注意してください。
エサを与えることで、アリはどんどん増殖していきます。
巣を見つけたら、すぐに除去しないと大変なことになり得るので、なるべく早く対処しましょう。
対処方法は先ほどお伝えしたものの他に、市販の殺虫剤などもあります。
ミント水などで対処できない場合は、スプレータイプの殺虫剤でアリの巣穴に吹きかけてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はアリの侵入防止策や侵入の原因についてお伝えしました。
アリは甘い香りに誘われて家の中にやって来ます。
夏場は特に食べ物の匂いが強くなるので、注意してください。
また、侵入してきたアリにはミント水や輪ゴムなどが有効になります。
これらの方法は薬品を使用しないので、家にも優しいので試してみてください。