子どもにピアノを習わせるのであれば、自宅にもピアノを用意するのが良いです。
ピアノを好きになってくれるきっかけ作りにもなりますし、上達の近道にもなります。
ただ、本物のピアノはどうしてもスペースを取りますので、最初は電子ピアノを購入するのも良いでしょう。
今回は、子供のピアノを買う際の選び方についてお伝えします。
ピアノの選び方ポイント!音が気になる方に電子ピアノはおすすめ!
自宅で楽器を使用する際に気になるのが、音の大きさではないでしょうか。
例えばマンションなどに住んでいる場合は、隣のお家の人の迷惑にならないよう小さい音でピアノを弾かなければなりません。
そんな時電子ピアノならヘッドホンの差込口があるので、安心してピアノを弾かせてあげることが可能です。
休日の朝でも、夜遅くでも外部に音を漏らすことがないのでいつでも使用することもできます。
鍵盤の重さは通常のピアノと変わらないものが多いので、十分練習になるでしょう。
また、電子ピアノなら様々な音色を出すことが可能です。
いつもピアノ教室で弾いている曲も、電子ピアノなら違った音を出すことができるので、子どもも楽しく曲を奏でることができるでしょう。
このような工夫をすることで、子どもは音楽への興味を増し、熱心に練習をしてくれるようになります。
ピアノの選び方のコツ!本物と電子ピアノの違いは?
本物のピアノと同じように音を出すことの出来る電子ピアノですが、本物のピアノとの違いにはどんなことがあるのでしょうか。
まず、電子ピアノは本物のピアノと比べてスペースを取りません。
私の家にも電子ピアノがありますが、リビングに置いても全く問題ない大きさです。
横幅はありますが奥行きがスマートなので、お部屋の一角に設置するのが良いでしょう。
重さに関しても本物のピアノと比べてとても軽いという特徴があります。
さらに、本物のピアノはとても高価なものではありますが、電子ピアノは安価です。
ピアノを始める子どもにとってはちょうど良いものかと思います。
特に、子どもにピアノを習わせたいけれど、飽きずに続けてもらえるか不安だという人におすすめです。
また、ピアノは半年に1度調律をしなければならず、1回の調律でも費用が発生します。
それに比べ電子ピアノはその必要がないので、購入後に費用が発生することがありません。
お手入れも簡単で、維持や管理がとても簡単という点もピアノとは違う部分ではないでしょうか。
ピアノの選び方!中古ピアノでも全然大丈夫!?
子どもの習い事や趣味のためなどを目的にピアノを選ぶのであれば、中古ピアノを購入するというのも選択肢に入れるといいでしょう。
新品のものと比べて安価で手に入るという点が中古の電子ピアノの良いところになります。
また、中古ならではの良い部分もあります。
きちんとメンテナンスされた中古ピアノなら、高いクオリティのピアノをリーズナブルに購入することが可能です。
使用感もあまりなく、状態の良い中古ピアノはたくさんあります。
中古ピアノの寿命も状態が良くて使用年数が少ないものであれば、この先50~60年と長く使用することも可能でしょう。
中古ピアノを購入する際には、外装に汚れや目立つ傷がないかを確認しましょう。
基本的に大切に使用されてきたピアノにはあまり目立った傷や汚れはありません。
また、黒い外装のピアノは汚れや傷を補修しやすいので、重厚感のある黒いピアノも良いかもしれません。
次に、鍵盤の状態も確認してください。
状態の良い鍵盤は、高さが揃っています。
また、鍵盤に指を置き横に揺らした時に大きなブレがないものを選ぶと良いでしょう。
他にもペダル部分のがたつきや弾き心地などを確認して、問題が無ければ中古のピアノでも問題ありません。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、子どもにおすすめのピアノについてお伝えしました。
最初から本物のピアノを購入するよりも、音も良くスペースを取らない電子ピアノを購入するというのも選択肢に入れると良いです。
最近の電子ピアノは、弾き心地も本物のピアノと大差はありませんし、きちんと鍵盤の重みもあります。
集合住宅でもヘッドホンをすることで音漏れを防ぐことができるため、時間を問わず練習させてあげることも可能です。
また、中古のピアノでも状態の良いものがたくさん並んでいるので、ピアノを習い始める子どもであれば問題なく使用できるでしょう。