忙しいあなたにとって、睡眠は大切ですよね。
でも、平日は仕事で満足に睡眠時間は取れないし、休日に寝だめしてなんとかしているけれど…という方も多いかもしれません。
ところで、理想的な睡眠時間は何時間なんでしょうか?
以前は「睡眠時間は8時間とったほうがいい」という神話もどこかであったようですが、今では違うようです。
むしろ、8時間も寝てしまうと逆に疲れやすくなって、1日中体がだるくなってしまうという方もいるのでは?(私もそうです…)
年齢別に、あるいは生活パターンによって理想的な睡眠時間は変わるんですよね。
今回は、睡眠時間の理想を年齢別まとめてみました!
目次
健康的な睡眠時間の理想を年齢別にまとめてみました
まず、年齢別に適した睡眠時間をご紹介します。
- 0歳…12~17時間
- 1~2歳…11~14時間
- 3~5歳…10~13時間
- 6~13歳…9~11時間
- 14~17歳…8~10時間
- 18~64歳…7~9時間
- 65歳~…7~8時間
上に挙げたのは、いわゆる「理想的な」睡眠時間です。
しかし、実情はどうでしょうか?
日本人の働き盛りの年代は、実際の平均睡眠時間は5時間台なんです。
そして7時間以上睡眠時間を確保出来ているのは、20%以下だそうです。
勤勉な日本人は、慢性的な睡眠不足なんですよね。
確かに、男性は朝早く出勤して終電で帰宅する、なんてザラな気がします。
女性でも働くママさんは特に、朝出勤→夕方帰宅→育児&家事、とやる事に追われていて、気がついたら日付が変わっていた、なんてよくあると思います。
睡眠時間の理想とは?明日に疲れを残したくない社会人必見!
就寝時間が遅くなって、睡眠時間が少なくなっても、大人なら気力でなんとかしてしまうんですよね。
そういった生活を繰り返すうちに、疲労はどんどん溜まってしまいます。
それでは、翌日に疲れを残さないでいられるにはどのくらい眠るのが理想なのでしょうか?
先ほど年齢ごとに理想の睡眠時間を紹介しましたが、実際は人によって異なります。
《睡眠日誌を付けてみよう》
そのため、自分の適正睡眠時間を測ってみましょう。
方法はシンプルで、休日に目覚まし時計をセットせず、何時に目覚めるかをチェックします。
そしてその日1日を通して、強い眠気を感じなかったら、それが適正睡眠時間となります。
1回ですぐにわかればいいですが、なかなか環境を整えたり予定もあると思うので、自分で何パターンか試してみましょう。
睡眠日誌を自分で作るとなると面倒…という方には無料アプリも出てるので、ぜひ活用してみて下さいね。ライオンちゃんの睡眠計測アプリ
睡眠時間は年齢で理想の時間が変わる?子供はどれくらい必要?
日本人は、大人だけでなく子供も慢性的に睡眠不足だと言われています。
〈幼児の睡眠不足〉
最近は働くママさんが増え、フルタイムの方だと帰宅時間が20時過ぎになる場合もあります。
そうすると、食事や入浴等を終えて就寝するのは22時以降になってしまいますよね。
でも朝は、親の出勤時間に合わせて早起きしなければなりません。そうすると、上で紹介した3〜5歳の理想の睡眠時間の10〜13時間は到底足りません。
〈就学児〜10代の若者の睡眠不足〉
最近は子供にとっても、スマホが一般的ですね。
夜遅くまでスマホの動画を観たりゲームをしている子供達が多いようです。
大人でも寝る直前までスマホをいじっている人も多いですから、子供にとやかく言えませんけど…
しかし、夜遅くまで起きている子供は、学校に行っても1日中眠く、授業中ずっと寝ている子もいるようです。
そういった子は、休日に昼まで寝る、などと寝だめをしているようですが、そうすると月曜日に起きるのが大変になりますよね。
そういった生活は、早いうちから修正させないと、あとあと睡眠障害になったり、不眠症に陥ったりすることになります。
〈睡眠サイクルの改善〉
そういった生活スタイルを改善させるには、「早寝早起き」ではなく、「早起き早寝」をさせてみましょう。
いくら子供に「早く寝なさい!」と言っても、眠くないと寝てくれませんよね。
そのため、早寝早起きではなく、早起き早寝をさせるんです。
どんなに前日に夜遅くまで起きていても、早く起こすんです。そして、太陽光を浴びて体に朝だ!と認識させましょう。
最初はキツくても、1週間続けてみると体内リズムが整ってくると思いますよ。
大事なのは、それを休日にやることです。休日に寝だめさせないようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
大人だけでなく、子供や若者でも睡眠不足による影響は深刻ですよね。
ついつい後回しにしてしまいがちな睡眠ですが、ちょっとあなたの睡眠サイクルを振り返ってみて、出来ることから調整していって下さいね!