革財布って高級感あって素敵ですよね。
値が張っても、長く使ううちに味が出て、人それぞれの味わいが出てくるのでそれを楽しみに買う人もいると思います。
しかし、合皮と違って自然のものですから、手入れもこまめにしないと思わぬ傷や汚れに悩むことになります。
革の特徴を理解して、どんな手入れをすればいいのか把握しておきましょう。
ぜひこの記事を読んで、これから革財布を購入しようかと思っている方も、革財布の汚れの落とし方を参考にしてみてくださいね!
目次
革財布を長持ちさせる正しいお手入れ方法をご紹介します
革は使うたびに色が変化し、味わいが出てくる「経年変化」を楽しめるものです。
しかし一方で、革は水に弱く、新品の状態は特に、水に濡れてしまうとすぐにシミになってしまう程デリケートなものでもあります。
また、摩擦やカビにも注意が必要なので、お手入れは定期的に行いましょう。
購入したばかりの革財布
おろしたての革は、油分が少ないのに外部からの刺激に弱くダメージを受けやすい状態です。
すぐに使ってみたい気持ちもわかりますが、まずはお手入れを最初にしましょう。
☆注意!→すぐに中身を全て移し替えないこと!!
一気にたくさん詰め込むと革が伸びてしまい、綺麗に元に戻すことは不可能になってしまいます。
以下で紹介するお手入れをしてから、少しずつお金やカードを入れていくことをオススメします。
お手入れ方法
①保革クリームを塗る
革靴専用のクリームではなく、保革クリームを使います。
念のため、目立たないところでクロスを使って革にクリームを塗ってみます。
問題ないようであれば、全体に薄くまんべんなく塗り伸ばします。
②日陰で乾かした後、乾拭きする
塗り終わったら、直射日光の当たらないところで30分程、クリームを乾かします。
乾いたら、乾いたクロスで余計なクリームを拭きとるように乾拭きします。
③防水スプレーを塗る
防水スプレーで革の表面を保護することで、水分・汚れ・手垢等が付いても革に染み込まず、簡単に汚れを落とせるようになります。
☆注意!→防水スプレーをかける際、近すぎるとムラになったり液だれする恐れがあります。
財布から30~50㎝ほど離してスプレーをかけます。
スプレーをかけた後すぐは変色しますが、乾けば元に戻るので20分程しっかり乾燥させましょう。
↓
お手入れ完了!
普段のお手入れは、上記と同じですが、クリームを塗る前にブラシで表面のホコリや汚れを払っておきます。
汚れをきちんと落とせていないと、汚れの上から保護材を塗ることになり、汚れが染みついてしまうためです。
お手入れの頻度
基本的に、乾拭きするのは日常的に行ったほうがいいです。
クリームを使ってのケアは、最低でも月に一回は行いましょう。
ただ、毎日のようにクリームを塗るのはやりすぎですので、最低でも2週間は間隔をあけた方がいいです。
その他、季節の変わり目や、表面が乾いているな、と感じたらケアをするようにしたらいいと思います。
革財布のこまめなお手入れに便利な汚れ落としクリーナーのご紹介!
ここでは、お手入れに使うオススメのクリーナーを、いくつかご紹介します。
ゼリー状のソフトなクリームなので、のびもよくまた無色なので使いやすいです。
M.MOWBRAYは、欧州の伝統的な製法で革製品を守るクリームを作り続けているブランドです。革の文化がより根付いていた欧州ならではですね。
このブランドは、クリーム以外にもブラシや汚れ落としクリーナー、防水スプレーなども出ています。
ブランドをライン使いしたいという方は、値段もお手頃なのでぜひ揃えてみて下さいね。
→M.MOWBRAY ブラシ ペネトレィトブラシ 7012
→M.MOWBRAY 汚れ落とし M.モゥブレィ ステインリムーバー
→M.MOWBRAY M.モゥブレィ プロテクターアルファ
columbus(コロンブス) レザーケアキット
このコロンブスというブランドも、革製品のケアを知り尽くした老舗ブランドです。
これはブラシなどいろいろセットになった物なので、一個一個買うのが面倒という方にはオススメですよ。
革財布は正しいお手入れ方法で小さな傷も消えちゃいます?
革についた傷は、それも味として楽しめるものですが、中には悪目立ちする傷がついてしまった…という時や、飲み物をこぼした、などという場合もあると思います。
そんな時、すぐにケアをすれば目立たなくすることが出来ます。
傷や汚れの段階ごとのケア方法をご紹介します。
- 布で拭く
- オイルを染み込ませている革であれば、傷の周りからオイルをぬぐうようにして、乾いた布で拭いていけば傷が埋まって目立たなくなります。
- 革クリームを塗る
- 布で拭いただけでは傷がケア出来ない場合は、革クリームを塗りこんでみます。
- 革用マニキュアor革用消しゴム
- 革クリームを塗っても、傷が消えない場合は革マニキュアで染色していくことになります。
しかし染色は素人には難易度が高いので、革修理専門の業者に頼んだ方がいいでしょう。
また、汚れがついてしまった場合は、放置せずにすぐに乾いた布で拭きとれば大丈夫です。
それに加えて、少しずつ黒ずんできた場所には、革用の消しゴムでこするとすぐに綺麗になります。
この時、普通の消しゴムだと余計黒ずみが広がったり酷くなったりするので、必ず革用の消しゴムを使用しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
革製品のケア方法についてわかっていただけたでしょうか?
ケアクリームなどを揃えるのに、最初は少し費用あかかりますが、一度揃えておけば当分無くなることはないので、揃えておきましょうね。
大切にケアしながら、少しずつあなただけの財布に仕上げていって下さいね。