お子さんが芋掘り遠足などで、さつまいもをたくさん持ち帰ってくることがありますよね。
大きなものから、小さなものまで愛らしくうれしいものですが、毎日毎日さつまいも料理を作るのも消費するのは少し大変…と思ってしまうのも事実。
さつまいもは保存方法によっては、3か月ほどもたせることも可能なんです。
今回は、さつまいもの日持ちするレシピに加え、さつまいもの保存方法についてお話しします!
目次
さつまいもが最も日持ちするオススメのレシピ
さつまいもをより日持ちさせるためには、醤油や砂糖などの調味料を多めに使うレシピがおすすめです。
いくつかご紹介します。
さつまいものレモン煮
保存可能期間(冷蔵で5日間ほど、冷凍で2週間ほど)
(材料)
さつま芋2本
レモン(国産)1個
ポリ袋1枚
(煮汁)
水400ml
砂糖100~200g
塩ふたつまみ
(手順)
- レモンを厚さ5ミリほどのイチョウ切りにする
- さつまいもを洗い、7~8ミリほどの輪切りにして5分ほど水にさらす
- 鍋にさつまいもが浸るくらいの水を入れ、さつまいもを煮る
- 別の鍋に(煮汁)の材料を入れ、レモン汁をしぼり煮立てる
- さつまいもとレモンを加え、1分~1分半ほど煮て火を止め余熱であたためて完成。
※参考サイト:爽やかな甘味と酸味☆さつま芋のレモン煮
さつまいもの塩バター
保存可能期間(冷蔵で1週間ほど、冷凍で2週間ほど)
(材料)
さつま芋2本
(煮汁)
水250cc
砂糖大さじ1と1/2
塩小さじ⅔
バター(有塩)30g
(手順)
- さつまいもを洗い、7~8ミリほどの輪切りにして5分ほど水にさらす
- 鍋にさつまいもと煮汁を入れ、さつまいもがやわらかくなるまで煮る
- さつまいもがやわらかくなり、煮汁がほとんどなくなったら弱火にしバターを加え、全体にからめる。バターが完全に溶けたら完成。
※参考サイト:日持ち1週間♡甘いおかずが苦手な彼に♡『サツマイモの塩バター』《簡単*節約*作り置き*お弁当》
調理後は、必ずしっかり粗熱を取って冷やしてから冷蔵庫等に入れます。
熱いまま入れるとフタに水滴がついて衛生的によくないので気を付けましょう。
冷凍庫に保存する場合は、冷ましてから小分けにしてラップで包み、ジップロックなど消毒済みの密封容器に入れてから冷凍します。
できるだけ空気に触れないようにすると雑菌の繁殖がしにくく、衛生的に保存できますよ。
さつまいもの日持ちは保存方法によって大きく変わる
続いてさつまいもの基本的な保存方法についてお話しします。
さつまいもは、寒さに弱いので冷蔵庫には入れず、新聞紙に包んで常温で保存します。
2つの保存環境のポイントを守れば最大3か月ほど保存できます。
1つ目は水分に触れないようにすること
さつまいもは水分に弱く、水分が付着しているとそこから傷んでしまうので、泥が付いていてもすぐに全部水洗いするのはNGです。
泥付きのさつまいもは洗わずにそのまま天日干しなどして乾かしてから、土をはらい通気性のいい状態で保存します。
スーパーで買ってきて袋に入っている場合は、袋に入ったままだと水滴がついて湿気になってしまうので袋から出して新聞紙に包むか、段ボール箱に入れかえます。
2つ目は温度が低めのところ(○冷暗所 ×冷蔵庫)で保存する
さつまいもは元々中南米原産の作物のため、冷気に弱いので冷蔵庫保存はあまり向きません。
ただ、18度を超えてしまうとこれもまた傷みやすくなってしまうので夏場は気を付けましょう。
もし冷暗所が無い場合は、冷蔵庫の冷気に当たらないように新聞紙にくるみ、野菜室に入れておくのがよいでしょう。
最もベストな環境は、10~15度ほどの涼しい場所ならより長持ちします。
もし、切ったさつまいもが少し余ってしまったときは保存容器に入れて、完全にさつまいもがかぶる量の水を入れて冷蔵庫に入れます。
毎日水を交換すれば、2、3日程度保存することができますよ。
冷凍庫で保存も可能!
さつまいもは先ほどレシピの箇所で紹介したように、加熱調理すると冷凍保存も可能になり保存期間が長くなり便利です。
煮込み調理に使う場合は、少し固めにゆでておくと、煮崩れを防げるでしょう。
ただ、生のさつまいもをそのまま冷凍すると低温障害を受け、味は劣化することがあるのでできれば加熱してから冷凍した方がいいでしょう。
ペースト状にするのもおすすめ!
やわらかくゆでて、裏ごししてペースト状にしたさつまいもは平らにしてフリーザーパックに入れて冷凍すれば1か月ほどもつので便利です。
製氷機に入れて、使う分だけ取り出せるようにするのもいいですし、フリーザーパックの上から1回分ごとに筋を入れておけばパキパキ割って使いやすいですよ。
解凍方法は、自然解凍かそのまま鍋にドボン
解凍するときは、室温か冷蔵庫に移して自然解凍します。
電子レンジで解凍も可能ですが、熱の回り具合にムラが出やすいので少しずつ熱を入れます。
あるいは、煮込み料理なら凍ったまま鍋に入れてもOKです。
さつまいもは日持ちするにこしたことはないけど消費期限はどれ位?
さつまいもは、常温&冷暗所で新聞紙などでくるんでで保存すれば、最大で3か月ほどもちます。
冷蔵庫では1週間ほどもち、さらに調理したものは1週間前後もちます。
冷凍庫保存では2週間~ほどもつレシピが多いので、うまく使えばトータル半年ほどもたせることができますね。
週末などにまとめて調理しておいて、冷凍庫に入れておけば飽きずにほどよくさつまいもレシピを楽しめますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さつまいもはそれだけでもお腹にたまりますし、甘さもあるのでお菓子作りにもおかず作りにも向く万能食材です。
もしたくさん手に入る機会があったら、ぜひいろいろなレシピを楽しみつつ、うまく保存して活用してくださいね。
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