最近子供が狙われる犯罪が増えていますが自治会や子ども会等で防犯対策として何かしていますか?
監視カメラを通学路で接したり、学校関係者以外の校内への立ち入り禁止、保護者付き添いでの登下校や自家用車での送迎等も増えてきています。
そこで今回は、学校の通学路の安全対策するうえで大切な対策について解説します。
目次
子供を狙う犯罪は下校の時間帯に最も多く発生
学校から集団下校で帰宅する際、家が近い子から2年ずつ抜けて行集団がどんどん小さくなっていきます。するとどうしても1人になってしまう子が現れます。
体も小さくて軽い小学生と言うのは不審者に狙われやすい条件が揃っているのです。
そういうこともあって、下校時間だけでなく投稿時間についても犯罪が起こっている現状があります。
地域や学校によってさまざまな防犯対策
このような現場から脱却すべく、全国的に地域や学校によって防寒対策が行われています。
警視庁に行った調査によると、徒歩による防犯パトロールをしている地域は8割以上、通学路にて子供の保護を行っている地域は6割以上にも上がると言うことです。
教師が引率
ある自治体では、教員と保護者の付き添い集団下校するとともに、低学年の生徒は下校時に最後の1人が帰宅するまで教師が引率しているようです。
さらに地域のボランティアが通学路を巡回して子供たちの安全を見守っています。
子供達の登下校時に無料でバスを利用できる
町のバスを子供達の登下校時に無料で利用できるようにている地域もあります。
バスの場合は自宅近くで乗り降りできるため、高い防犯効果を発揮しているようです。
不審者情報メールを配信
学区内の不審者情報をメールで配信している地域も増えてきています。
また、安全マップを作って通学路の危険そうな場所を改善する活動もみられます。
通学路を把握しておく
明るい時間帯に通学路を歩き、道や地理を把握しておく。(大通りに出る近道や、身を隠せる場所、追い込まれたら怖い場所、等をチェック)
子ども自身がとる防犯対策
子供の防犯対策として防犯ブザーを持たせる方法があります。
防犯ブザーは、スイッチを押したり、ストラップを引っぱるなどの簡単な操作により、大音量を発信する小さな装置です。
痴漢や不審者が近づいた際に危険を周囲の人に知らせ、相手を驚かせて退散させることを狙いとしています。
GPS付の携帯電話は、緊急時に子どもの居場所をメールや音声通知で親の携帯電話に知らせる機能が付いています。
また、子供の携帯電話の電源が切れた際、周囲の画像や位置情報を、親の携帯電話へ送信する多機能なものもあります。
登下校は一人でしない
習い事(スイミングや塾等)は、行きはスクールのバス、帰りは必ず家族に迎えに来てもらうとか、誰かと一緒に帰るようにする。
一人で歩く状況の場合には、携帯電話で話しながら歩くようにしたり、「今○○にいる」と自分の居る場所を教えながら歩くのが良いようです。
また、不審者に襲われたら、とにかく逃げる、そして大声をして周りに助けを求めることが大切です。
まとめ
治安が悪くなってきている現在、子供達が毎日歩く通学路は安全でなければなりません。
大人が子供たちを守るためにできることは、不審者に隙を与えない環境を作ることです。
地域ぐるみで防犯に取り組んで、子供たちの通学路の安全を取り戻したいものですね。