みなさん「コミュ障」ってきいたことありますか?
コミュ障とは、「コミュニケーション障害」の略です。
コミュ障は、自然と改善することは難しく、何もしないままで治ることは、まずないといっていいでしょう。
今回は、メンタル疾患ともいえるコミュ障について解説してみます。
目次
放置しておくことで悪化していく
「コミュ障」は放置していると悪化していく可能性が高いといわれています。
会話することに苦手意識があると、会話を避けるようになり、それが連鎖してコミュニケーション離れしてしまいます。
「コミュ障」を放置すると、恋人や友達もなかなかできなかったりと、さまざまな問題が出てきます。
ですから、「コミュ障」は人間関係において、大きなデメリットであるといえるでしょう。
「コミュ障」を治すためには
・挨拶が基本
コミュニケーションの基本となるのは挨拶です。
挨拶は、コミュニケーションにおいて欠かすことができません。
会話に苦手意識があっても、自分から挨拶してみることが大切です。
会話の際に自分から話題を振るのが難しいと感じるなら、スムーズな相づちを打てるようにしましょう。
相づちは、会話をスムーズにする上で大変重要なものです。
話を聞く相手が、相づちを一切打たなかったら、相手は話すのをやめてしまうでしょう。
自分が「コミュ障」だと思う人は、まずは挨拶と相づちを意識してみるだけでも大きな変化があるでしょう。
・リアクションを意識して取ること
相手とのやり取りで、リアクションをしっかり取ることを意識してみましょう。
リアクションといってもテレビなどでお笑い芸人がやっている大げさなものではありません。
例えば、他人から声をかけられたときなど、しっかり反応しないでいると、「話しかけないほうがいいのか」と思われ、スムーズなコミュニケーションから遠ざかってしまいます。
また、「コミュ障」がちょっとしたことで改善されることは、決して珍しいことではなく、会話のネタを探すことと比べれば、ずっと簡単にできるのではないでしょうか。
相手に好感を持たれるようなリアクションを意識することは、コミュ障を改善するための重要なポイントといえます。
・場数を踏んで「コミュ障」を改善
「コミュ障」の方にとっては苦手かもしれませんが、勇気を持って人に話しかける事は大切なことです。
受け身で待ってるだけでは他人とのコミュニケーションをとる機会はなかなか生まれません。
この一歩を踏み出せないと、「コミュ障」改善には程遠ものとなってしまいます。
まずは自分の身近にいる同僚や、クラスメイトなどに自ら話しかけて会話の機会を増やしていき、徐々に仲間の輪を広げていきます。
「コミュ障」を改善するには、場数を踏んで慣れることが大切です。
そこから仲間の輪をどんどん広げて人付き合いのコツをつかみ、コミュニケーション能力を高めていきましょう。
・コミュニケーションを取る姿勢が大切
自分が「コミュ障」なのかもしれないと思ったら、以下の診断項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
- 人前に出ると緊張して普通に話すことができない
- 複数の人で話していると話についていけない
- 会話を長く続けられない
- 会話自体があまり好きではない
- 人の目を見て話せない
どうでしょうか。
当てはまる項目が多いほど、「コミュ障」だと判断されます。
もしかすると、すべて当てはまるという人も少なくないかもしれません。
「うまく話せないから、人と会話しなくていい。」
そのような考えでは、コミュニケーションからますます遠ざかって生きるのが辛いものになってしまいます。
まとめ
コミニケーションがうまく取れるようになれば人とのつながりも増え、人脈も豊富になることでしょう。
そうすれば、人付き合いのコツも徐々にわかってきていろいろなメリットを感じられるでしょう。
たとえ会話が苦手であっても、少し時間をかけるだけで相手と通ずることができるはずです。
人とのコミュニケーションを避けるのではなく、自分が可能な範囲で努力し、少しずつ改善していくことが大切です。