美容用オリーブオイルと食用オリーブオイルの違いとは?

オリーブオイル

オリーブオイルが美容に非常に良いというのはご存知ですよね!

食べたり飲んだりしてもいいですが、スキンケアにも使用できますので、普段、お肌が気になる女性の強い味方になってくれるでしょう。

そこで気になるのが、スーパーで売っている食用と薬局やドラッグストアで売っている美容用のオリーブオイルに違いはあるでしょうか?

スーパーで売っている食用もので良ければ量も多く入っていますし経済的ですよね。

そこで今回は、美容用オリーブオイルと食用オリーブオイルの違いについて調べてみました。

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美容と食用のオリーブオイルの違い

食用のオリーブオイル

肌や髪の毛など、体の至る所のケアに使えるオリーブオイル。

最近では、ハリウッド女優などにも、お肌のお手入れにオリーブオイルを使用している人は多く、美容方法として注目を集めています。

このようなこともあり、自分も使ってみようかと思っている人もいるかもしれません。

今まですっぴんで使ったことがない人であれば、美容用のオリーブオイルと食用オリーブオイルがどのように違うのか知らない人も多いでしょう。

美容に使用されるものも、食用として使用されるものも、両方ともオリーブの実から作られているのですが、実はオイルの精製方法が異なります。

そのため、美容に使用されるのは、食用として使用されるものよりも審査が厳しくなっています。

次に、両者の具体的な違いを見てみましょう。

食用オリーブオイル

純粋さと安全性でいえば、食用のもので一番と勘違いして使用する人がいますが、食用のものは粘度が高く、肌や髪の毛のお手入れには適していません。かえって湿疹になったり、肌トラブ
ルを引き起こす場合もあります。60

食用オリーブオイルは、食べる目的で精製されているので、分子量の大きく不純物に対してもあまり気を使われていません。

また、食用オリーブオイルは、味と香りが目的であるため、キメが粗くなっています。
その方が、より味が豊かになるからです。

このように、精製度の違いは分子量の大小や不純物の有無が大きな違いとなって現れます。
食用オリーブオイルは、胃で消化吸収されるので、わざわざ低分子加工されません。

したがって、皮膚に塗るとする浸透性が悪い上にいきおったベタつきます。

美容用オリーブオイル

一方、美容用オリーブオイルは、肌への刺激が少なくなるように濾過され、精製度が高くなっています。

精製過程で低分子にされ、肌へのなじみや浸透の良いサラッとした使用感に仕上げられています。
したがって、皮膚に浸透しやすく、肌のキメを細かくしてくれるのです。

高価な食用オリーブオイルの場合であれば、精製度が高まっていることもありますので美容に活用できる場合もあります。

しかし、顔のお手入れに使用する場合は、やはり美容用オリーブオイルを使用したいものです。

また、メーカーによって浸透力と保湿力が異なりますので、可能な限り品質の高いものを選ぶようにします。
高価なものだと少量でも伸びが良く、美肌効果も高いのでコストパフォーマンスもよくなります。

顔のスキンケアや乾燥対策としてオリーブオイルを使用しようと思っている人は、以上のことを把握しておくと良いでしょう。

まとめ

美容用オリーブオイル

両者のオリーブオイルの違いを知ってもらえましたか?
これで、美容に使うオリーブオイルは美容用のものが良いということが分かりましたね。

最期に注意点ですが、手入れの方法として効果が高いとされているオリーブオイルですが、オリーブオイルで顔のケアをした後は、しっかりと洗い流しましょう。

最初に湿らせたコットンなどで拭き取り、そして洗顔をします。
その際、無理な力を加えないように注意しましょう。

また、オリーブオイルは、オレイン酸という成分が含まれています。
オレイン酸は、ニキビの原因となるニキビ菌を活性化させてしまう性質があるので、普段ニキビができやすい体質の人は、オリーブオイルではなく、ホホバ油を使用することをお勧めします。