赤ちゃんがそろそろ生後5〜6ヶ月を迎えて、離乳食を始めようかなと思っている親御さんはいらっしゃいますか?
10倍粥ってどうやって作るんだろう…から始まって、最初の野菜は何がいいかな?アレルギーに気を付けた方がいい野菜とかあるのかな?など初めてだと疑問だらけですよね。
その中で、離乳食に使う食器は消毒しなくていいのかな⁉と思った方もいるのではないでしょうか?
哺乳瓶は消毒するように言われているのに、食器に関しては何も言われないですよね。
結論から言うと、離乳食で使う食器は消毒する必要はありません。
でも、食中毒などを防ぐためにいくつか配慮すべき点があるので、今回は離乳食が始まる時期の食器の消毒ついてお教えします!
目次
離乳食で使う食器!そもそも消毒は必要?
◎赤ちゃんの免疫について
赤ちゃんの哺乳瓶は消毒するのが当たり前なのに、離乳食の食器は本当に消毒しなくていいの⁉って思いますよね。
ちょっと赤ちゃんの免疫についてお教えしましょう。
赤ちゃんは産まれてから生後3ヶ月まで、グロブリンという免疫があらかじめ備わっています。お母さんからのプレゼントですね。それは母乳にも免疫グロブリンが入っていて、いろいろな病原体から守ってくれます。
しかし生後3ヶ月を過ぎると、グロブリンも徐々に減ってきて抵抗力が少なくなってくるので、口にするものは雑菌が繁殖しないように消毒する必要があります。(〜生後3ヶ月までも、大人と比べて抵抗力は弱いので当然消毒は必要です)
◎オモチャや手足を舐めたりくわえたりし始めたら消毒は必要無い
生後5〜6ヶ月を過ぎ、赤ちゃんが自分の手足を舐めたり、周りにあるオモチャを舐めたりする頃には赤ちゃんの抵抗力が強くなってきているので、消毒の必要はないと言われています。
しかし、まだ免疫機能は未熟なことが多く、ちょっとしたことで消化不良を起こしやすいです。そのため風邪をひいている時など体調が優れない時、また高温多湿で雑菌が繁殖しやすい時は今まで通り消毒した方が安心です。
離乳食用の食器!覚えたい消毒の方法とは
それでは、食器を消毒する時はどのようにすればいいでしょうか?
◎赤ちゃんの洗剤
まず食器洗剤を大人と一緒のものを使っていいのか気になる方もいますよね。基本的に洗った後にしっかりすすいで泡が残らないようにすれば、特別気にする必要はありませんが、万が一赤ちゃんの口に入っても安心な洗剤もあります。
他の洗剤と比べて優しい成分で出来ているので、哺乳瓶と野菜も全部一緒に洗うことが出来るほどなので安心して使えます。
哺乳瓶用の洗剤!赤ちゃんの食器洗いにもおすすめの人気5選
◎消毒の仕方
- ・煮沸消毒
- 基本的に哺乳瓶と一緒で、煮沸消毒は大きな鍋にお湯を沸かして食器を入れて5分ほどグツグツ煮る方法です。
煮た後はすぐに取り出し、綺麗な布巾の上などに置いておくと早く乾きます。 - ・薬品消毒
- 市販の薬品を使って消毒する方法です。
ハイターなどはちょっと強過ぎる可能性があるので、赤ちゃん用の薬品を使った方が安心です。ジェクス チュチュベビー つけるだけ
哺乳瓶用の消毒液をそのまま食器の消毒につかってもオッケーです。
離乳食用の食器を消毒するとき是非気を付けたい注意点
離乳食の食器を扱う時に気をつけておいた方がいい点をいくつかお教えします。
◎食べ終わったらすぐに洗う
食べ残しなどを放置しておくと、夏など気温が高い時期は特に雑菌があっという間に繁殖します。そのため食べ終わったらすぐに洗うのは鉄則です。
◎まな板・包丁・布巾・スポンジはしっかり定期的に消毒を!
食器の消毒はそこまで頻繁にする必要はありませんが、まな板と包丁の消毒は必要です。
特に生肉や魚を切るまな板と、野菜などを切るまな板は別々にし、生肉や魚を切ったらその都度すぐにしっかり洗い、定期的に熱湯消毒or薬品消毒をした方がいいです。
まな板は特に傷から雑菌が繁殖しやすいので注意が必要ですね。
その他スポンジもばい菌の温床になりやすいので、赤ちゃんでなくても1ヶ月おきに交換した方がいいですし、食器やテーブルを拭く布巾も濡れたままにせず出来るだけすぐ乾かし、また定期的に交換した方がいいですよ。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました!少し赤ちゃんの食器の消毒についてわかって頂けたでしょうか?
親御さんは哺乳瓶の消毒から赤ちゃんの食器、調理器具の消毒まで、本当にどんどんやる事が増えて本当に大変ですよね…。
赤ちゃんもどんどん強くなってくるので、そこまで過敏になる必要はありません。(正直、私は離乳食の食器の消毒なんて考えたことすらありませんでした…汗!それでも娘は特に問題なかったです)
病気になるにつれて体も強くなる、とも言えますから過敏になる必要はありませんが、そうはいっても赤ちゃんはまだ体の機能が未熟で、ちょっとした病気が重症化しやすいのも事実です。
そのため親御さんの無理のないように、清潔な状態をキープ出来ればいいですね!