受験を控えている学生さんや、資格の勉強などしている社会人の方、勉強に集中できる環境は整っていますか?
カフェや図書館等で、常に勉強出来ればいいですが、カフェに長時間いるわけにもいかないし、お金もかかりますよね。
家で勉強に集中できるようになるには、どんな条件が良いでしょうか?
今回は、家で勉強に集中する方法、勉強がはかどる方法ついて、いくつかご紹介します!
目次
勉強がはかどる曲とは!?みんなは何を聞いているの!?
勉強する時に聴く音楽でも、勉強する科目やその時の気分によって集中力を高めてくれる音楽があります。
(1)勉強を始めるとき
気合いを入れたい時…アップテンポな曲、好きな曲
よく「勉強する時は、歌詞がわかる邦楽は歌詞に気が行ってしまうので避けた方がいい」、とも言われます。
しかし、自分が好きなアーティストの曲や、テンションを高めてくれる曲は、勉強START時に気合いを入れるのに向いていたりします。
アップテンポで勉強を応援してくれる、人気な曲を少し紹介します。
前前前世|RADWIMPS(ラッドウィンプス)
明日も|SHISHAMO(シシャモ)
決意の朝に|AquaTimez(アクアタイムズ)
新旧混ぜましたが、どれも後押ししてくれるような軽快・かつテンポの良い曲ですよね。
(2)暗記ものが多い文系科目
クラシックや環境音、自分の好きな曲
英単語を覚える時に、歌詞がある音楽を聴くとごちゃごちゃになって暗記が進みませんね。
ただ、暗記もののような単純作業は本来脳は不得意なんです。
それは脳が複雑なものを好む傾向があるからなんですが、確かにただやみくもに覚えようとするよりも、関連づけて覚える方が覚えやすいですよね。
例えば日本史の年号を覚える時も、語呂合わせで覚えるように、です。
そのため、暗記ものと自分の好きな曲を結びつけるというのも一つの手かもしれません。
暗記もの以外にも、文系科目には文章を熟読して問題を解くようなものもありますよね。
周りの騒音が気にならなくなる程度のクラシック音楽や環境音、歌詞が体に染みついているような自分の好きな曲を聞くと、自然と集中力が上がってきますよ。
脳をよくする薬奏 サブリミナル効果による集中力強化
これは集中力を高めるための音源を集めたもので、さざ波の音などもあります。
気に入ったらCDも出てますので、チェックしてみて下さいね。
(3)計算問題が多い理系科目
テンポの良い音楽
単純計算が多い数学問題や、数をこなしていく問題を解く時には、テンポの良い音楽がオススメです。
上で挙げたように、自分の好きな音楽は総じて使えるのですが、ここでは歌詞の主張が少なく、テクノっぽい電子音が心地よい音楽をご紹介します。
enough| サカナクション
sample | サカナクション
これはクラブミュージックに近い曲調なのですが、低音が響きすぎてうるさい、ということもなく程よくテンポを上げられる曲なのでオススメですよ。
(4)ラジオも活用する
例えば、夜10:00〜12:00は好きなアーティストのラジオ番組を聴くと決めて勉強するのも良いですよ。
勉強していると、特に受験生は机に向かうのがどうしても嫌な時もあると思います。
そういった時に、少しでも勉強机のイメージを改善させられるように自分の好きなものと結びつけておくと、気持ちの切り替えに効きますよ。
ずっとつけておくと、ラジオでの会話が気になったりすることもあるので、時間を決めて聴くといいと思います。
勉強がはかどる便利グッズ!こんな時に使いたい!
加湿ついでに香りも活用
冬場は特に、乾燥対策で加湿器を利用している方も多いですよね。
その時に、集中力を高める香りも一緒に活用すると一石二鳥ですよ。
バジル…頭脳を明晰にする
ペパーミント…眠気を覚まして、頭をスッキリする
レモン…記憶力を高める
ローズマリー…集中力を高める
準備が手間ならば、ティーカップにお湯をはってアロマオイルを一滴垂らすだけでも十分効果的です。
次は文房具で、あると勉強がはかどるグッズをいくつかご紹介しますね!
ブックストッパー 単行本
これは分厚い参考書を開いたままに出来るストッパーです。
この参考書のここの説明を読みながら、違う参考書の問題を解いて確認したい、なんて時ありますよね。
そんな時にストッパーが無いと、あっと本が閉じてしまってどのページかわからなくなってまた探して…といったイライラが無くなりますよ。
コクヨ チェックル 暗記用ペンセット
暗記ものにはこれは使えますよね。
何度も書いたり消したりしても、消しカスが出ることもなく、とても使いやすいと思います。
studyplus
これは、勉強した科目と時間を管理出来るスマホのアプリなんです。
科目によって、取り組みの偏り具合が一目瞭然なのと、他ユーザーがどのくらい時間をかけて勉強しているか、チェックも出来るんです。
友人同士と競い合って、しっかり勉強に取り組みたいという人は使ってみるといいですよ。
勉強がはかどる場所って!?集中力アップにつながる理由とは!?
勉強に集中しやすい環境を作るには、どんな点に気をつければいいでしょうか?
以下で様々なポイントをご紹介します。
壁に向かって座らない
壁に机を付けて、壁に向かって勉強していると壁の圧迫感で、気が散りやすくなるようです。
そのため、壁を背に座った方が集中力は続くかもしれません。
頭寒脚熱
集中力をキープするには、上半身は18〜20℃が適温とされています。20〜25℃は快適ですが、眠くなってきてしまうのでちょっと肌寒いくらいがちょうどいいでしょう。
下半身は25℃くらいが適温で、冬だとつま先が冷えて勉強に集中出来ない、なんてこともあるので電気ストーブやホッカイロを活用するといいですね。
楽な部屋着に着替えない
部屋着に着替えると、リラックスしますよね。
ついつい日常の疲れが出て、部屋着で快適過ぎて眠くなってくる…という方もいるのでは?
そのため、勉強に集中したい時はあえて外出着を着たまましましょう。学生さんの場合は、制服を着たままやってもいいです。
夜中に家で制服を着ていたら、お家の方びっくりされるかもしれませんが、一度やってみて下さい。
部屋着でするのとは気分が変わるはずですよ。
電気はスタンドライトだけに
映画館では、スクリーンの光だけなのもあって映画に集中出来ますよね。
それと同じ原理で、部屋の中をスタンドライトだけ付けて勉強すると、余計なものが目に入って来ないので集中しやすくなります。
ちなみに、スタンドライトだけで勉強しても目が悪くなることは無いので安心して下さいね。
誘惑は全て別の部屋へ
スマホやゲーム、漫画や雑誌など、つい手に届くところにあると気になりますよね。
スマホを手にするのは、「この科目がここまで終わったら」などと決めておきましょう。
スマホのタイマー機能を使いたい場合は、スマホを機内モードにしておくとLINE着信等も通知されないので、うまく活用して下さいね。
ちなみに、父の部屋で勉強する、というのも手ですよ。
自分の興味があるものが一切なく、必要な勉強道具しか目の前に無いので、自然と集中出来ます。
人の集中力は最長でも2時間!
体力的にも、人が集中していられるのは1〜2時間が限度です。勉強が楽しくて仕方ない状態ならいいですが、そうでないならば潔く5〜10分ほどの休憩を入れましょう。
その休憩の取り方も、布団に寝転ぶなどは避けた方がいいです。
軽くストレッチをしたり、甘いモノをつまむなどにして頭が完全にオフモードになってしまわないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
受験勉強中の方などは特に、集中力は気分の浮き沈みに左右されやすいと思います。
気持ちがのらず勉強したくない日もあると思いますが、継続は力なりです。
どんな時でも、ちょっと気持ちを上げられるモノをいくつか用意しておくとモチベーションを保てると思います。
ぜひ、上で紹介した方法を試してみて下さいね!