小学生の低学年でできる自由研究って何について書けばいいでしょうか?
小学校低学年、一年生は初めての自由研究になると思うので自由研究の意味すら分からないでしょう!
自力での自由研究の計画は低学年には難しいです。
そんな時は親御さんがヒントを与えながら導いてあげましょう。
目次
低学年なら簡単なものがいい
まとめたり、発表したりする事を考えると簡単な方がいいです。
低学年だと先生だって、親が主導権をとって手伝っているのはわかっています。
自由研究のテーマは親が決めて、親が一緒にやり、親がまとめ方を指示して、子どもは言われた通りやるだけというパターンが一般的ではないでしょうか。
ということで、低学年の場合は親の力量にもかかってるのです。
さて、小学生の低学年の自由研究として簡単な「身近な生き物」を調べるのはどうでしょう。
昆虫でもいいし、植物など「身近な動植物」であれば、家の周りに生えている植物を何種類か観察して、植物の図鑑と見比べたり、特徴や名前など、「調べて推測する」のが主な目的です。
図鑑を見て、その草のことをより深く整理してまとめてみるのも楽しいですよ。
また、ホームセンターで野菜の苗や種を買ってきて、それを植えて観察するなどの方法もお手軽ですよ。
野菜が採れたら最後にお料理してその感想も載せられますからね。
低学年の自由研究は植物観察をおすすめします
稲の観察日記もよいですよ!
「稲」をバケツで育てるのです。
それを観察日記として書き、自由研究としてまとめるのです。
稲の栽培キットも売られているので手軽に始められますよ。
今ならカメラも簡単に携帯やタブレットで使えますから、子供自身が撮影したものを現像してあげてもよいでしょう。
植物の成長日記は毎日変化があり、飽きずに習慣化できるほか、勉強にもなり一石二鳥でおすすめです。
ヘチマたわし
へちまを苗から育てて最終的にキレイな「ヘチマたわし」を作る過程を一冊のスケッチブックにまとめてみるのはどうでしょう。
ヘチマの苗はホームセンターなどですぐに手に入ることができますので、買ったその日から観察が始められますよ。
そして最終的にはきれいな味ができ、それが枯れて乾燥すれば切り取って輪切りにするなど好みの大きさにカットして小さなひもなどをつければ「ヘチマたわし」の完成です。
ゴーヤーの観察日記
ゴーヤーの観察日記もおすすめですよ。
ゴーヤーの発芽から実がなるまでの過程を観察し、葉の種類やツルの巻き方など疑問に感じたことを調べ、写真に撮影したりしてまとめるのです。
そして最後は収穫したら定番のゴーヤーチャンプルーにしてみんなでいただきます。
その写真を一緒に載せれば楽しいゴーヤーの観察日記が完成です。
ひまわりの観察日記
ひまわりの観察日記も低学年の子どもにおすすめですよ。
種の状態から育てるのですが、ひまわりの1日の動きも記録し、ひまわりが常に太陽のほう向いて動いていることがわかる研究内容です。
はじめの枠組みさえ作ってあげれば、記録自体は子供主体で可能です。
育てる喜びも味わえますし、おすすめですよ。
野山の植物を調べ、小さな図鑑にする
学校裏の野山の植物を集めた小さな図鑑を作りました。
野山で見つけた植物をインターネットや図鑑で調べて、画用紙にイラストと一緒に説明文を載せました。
最後に、それをひもで綴じ、小さな一冊の本に仕上げると結構立派な図鑑ができあがりますよ。
自分で調べて作り上げた図鑑なので子どもも大喜びで感動していました。
その他の自由研究
身近な昆虫の絵を描こう
低学年の自由研究の場合、学校から与えられたいくつかの課題の中から選択するものもあります。
その中から家の子が選んだのは「昆虫の絵」でした。
男の子なら特に昆虫に興味がありますよね。
夏休みは虫取り網とカゴもって公園に出かけていました。
その時はトンボを捕まえましたのでカゴに入れて持ち帰り、自宅で絵の具をつかってトンボの絵を完成させてました。
はじめての自由研究、時間がかかりそうと思っていましたが、意外にあっさり終わらせていました。
公園ではセミやバッタ、カマキリなどの昆虫が見つかる事が多いので、捕まえた昆虫をスケッチブックにまとめれば、オリジナル図鑑の完成です。
お菓子作りを自由研究に
我が家ではよくお菓子作りをします。
なので、寒天やゼラチンがうちに常にありました。
それでゼリーを作り、分量や材料、固まる時間、固まる温度、固まった後の様子やできたゼリーの固さ、固まらないものはあるかなどを模造紙にまとめました。
また、寒天とゼリーの固まり方の違いや固さの違い、できあがった後の食感の違いなど、いろいろな観点から調べられるので親としても楽しかったですよ。
貝殻の標本作り
子供と海水浴に行った時に一緒に貝を探しました。
子供は珍しい貝を見つけようと一生懸命でとても楽しそうでした。
帰ってから図鑑で拾ってきたものが何の貝なのかを調べます。
貝殻に説明文を添えて自由研究とすると、思い出もでき、勉強にもなり一石二鳥だと思います。
簡単な物は子供でも分かるのですが、判別が難しい貝は親が一緒に調べないといけませんね。
思い出に残る夏休みの研究になりました。
ゆで卵の研究
ゆで時間の違いで、どの位の硬さのゆで卵ができるかを実験します。
一つの鍋に10個の卵を入れて、水から茹で始めます。
沸騰してから2分おきに一つずつ取り出した卵を割ってみて比較します。
断面の写真を付けて卵が固まっていく過程を並べて見ると、面白いです。
料理好きの女の子におすすめの自由研究ですよ。
自分のルーツを知る・家計図作成
自分のルーツを知る、調べる自由研究はどうでしょう。
自分がどの様にして生まれて来たかを知って欲しかったこと。
そして、「沢山の命が繋がって自分があるのだ」ということを知って欲しかったので、このテーマにしました。
夏休みはおじいちゃんやおばあちゃん達、親戚など、血の繋がった方と会う機会が沢山あります。
そのため、家系図も作りやすく、聞かれた方も、調べて分かった事もあったりしてとても嬉しそうでした。
息子も、「自分が未来に紡いでいくんだ」と言う気持ちになり、自分自身の大切さも実感してくれたようです。
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まとめ
どうでしょう?
子どもたちが実際に行った自由研究を挙げてみました。
「その他の自由研究」の部分は低学年の子には少し難しいかもしれませんが、親御さんが少し手伝ってあげればそう難しい事はありませんよ。
おすすめの植物観察などは朝の水やりも必要ですから、必然的に朝も通常どおり起きるようになりますよ。
夏休みは何かと朝寝坊になりがちですから一石に長です。