何の自由研究をすれば良いと思いますか?
小学生も高学年にもなると低学年のような簡単な日記的なものは提出できないですよね!
高学年では少しレベルの高い研究や実験的なものが求められるのではないでしょうか?
そこで今回は、高学年でも自信を持って提出できる自由研究のテーマをいくつか紹介してみます。
目次
手作りリトマス試験紙で、家の中にあるものの性質を調べる実験
紫キャベツでリトマス試験紙を手作りし、家にある液体の性質を調べる実験です。
紫キャベツのエキスは酸性、アルカリ性、中性で色が変わります。
水、牛乳、シャンプー、ジュースなど、色んな液体で色の変化を試す実験です。
準備するものも簡単に手に入るものなので、材料を購入するためのお買い物も、自由研究の過程として併せて発表しました。
ガスコンロを使う時だけ見守って、それ以外は危険なことはほとんどなかったので、子供だけでもほとんど問題なく実験できました。
研究の面白い対象物としてはお風呂の残り湯を調べたことでした。
「両親と自分と妹が入ったお風呂の残り湯」と、
「母と自分と妹が入ったお風呂の残り湯」という具合で比較していました。
大人の目線では考えられないような対象物を、子どもだと見つけられるのですね。
その子ども目線で家の中にある色々な液体を調べてみるのは、とても楽しかった記憶があります。
簡単にできる実験でしたので、ぜひおすすめしたい自由研究の1つです。
石などの鉱物や化石についての研究
現在では、小学生1~2年生においては国語と算数しかなく、理科や社会については3年生以上で取り組むことになります。
3年生で取り組む教科としては植物から始まりますのであさがおなどの育成日記とかではなく、化石など大昔の動物が生きていた証を調べることは図書館にも行く機会が増えて難易度が上がると思います。
発掘体験などの夏の思い出を作って本物を提出したり、図解で絵を描いてそれに関しての解説をすると楽しく研究が進みますよ。
星座の研究
小学校高学年になると、地球の自転、公転を学び、星が動く仕組みも理解できるようになります。
夏は「夏の大三角」など有名な星座が多く、見ごたえがあります。
プラネタリウムに行ったり、実際に親子で夜に夏の星座を探せば、夏休みのいい思い出になっておすすめです。
静電気の研究
夏でも静電気を起こすことはできるので夏休みの自由研究にいいと思います。
色々なものと下敷きなどで静電気を起こし、細かく切った紙などを付けてみて起きた静電気の量を図ります。ものによってどのくらい静電気が起こるかを数値化してみるのが面白いと思います。
お米の産地と銘柄について
新潟、山形、秋田、北陸3県、北海道、九州など、米どころを絞って産地の地形や水源、気候などを調べることで地理と文化を学習でき、それぞれの産地で採れたお米の銘柄を覚えることもできます。
お米の炊き方や味の特徴まで範囲を広げることで、より深い知識を得る課題になります。
色々な種類のお米を食べることができるので、親も一緒に楽しめます。
アメリカの行事について調べる
DVDで観た映画で、クリスマスの起源や発祥に興味を持ったそうです。
そのため自由研究は、クリスマスやハロウィーン、イースター(復活祭)など、アメリカの行事について、由来やしきたりを調べました。
親も図書館で一緒に本を探し、まとめた内容を大きな紙に書いて提出します。
有機農業を知る実験
家庭で出た生ゴミを使って堆肥を作り、野菜を育てて、お料理を作って見よう!
と、言うことで、娘が最近お料理に目覚めて来た事と夏休みのお昼御飯を替わりに作って貰いたいのを重ねて、有機農業と調理実習を合わせて見ました。
どんな生ゴミが野菜作りの為の土に適しているのかを図書館で調べて簡単なカレーの具になる夏野菜を植えました。
オクラ、トマト、ナスビ、日増しに大きくなる野菜と向き合い、カレーが出来上がった時は本当に嬉しそうで、親も一緒に楽しめますよ。
シャボン玉実験
シャボン玉遊びは、テレビ番組や科学館などでも実験に用いられる事が多くなりました。
「大きなシャボン玉」「割れないシャボン玉」、
しかし、本当に割れないシャボン玉作りは大人でも案外難しかったりします。
というのは、シャボン液の材料に食器用洗剤を使うにしても「界面活性剤○%のものが良い」「濃縮タイプでないものがおすすめ」「○○という成分が無いものが良い」と情報を得て探す。
ネットで割れないシャボン玉などと調べれば検索自体は難しくないですが、少しずつ違う材料の組み合わせやプチ情報が沢山あります。
その中から使える情報を選び出し、時には自分流の組み合わせを考えたり、シャボン液を作り比べる勉強にもなります。
ちょっと親が手を出そうものなら本気になる可能性も十分あるのでお気をつけて(笑!
大きな輪の道具を手に走り、膨らみ伸びるシャボン玉を見られた感激は忘れられません。
ごみのコストと分別を意識した研究
市区町村のゴミが有料化になったので、我が家のごみの分別方法や1カ月半でどれくらいの重さのごみがでるのか、ごみにかかる金額がどれくらいなのかを調べました。
具体的な金額は覚えていないのですが、毎日生ごみ、資源ごみを分別し、体重計に載せて測定していました。
新聞紙やペットボトル、缶の資源ごみは当時、民間の買い取り業者があったので、お手伝いがてらに換金してました(トイレットペーパーに交換)。
生ごみは平日に多く、土日は外食するので少ない分、総菜類を購入するのでプラスチックのごみが多かったです。
研究を通して、不必要な包装を意識したり、食べられる部分の野菜を食べてみたり(例えばブロッコリーの芯など)、とエコを意識した有意義な経験をしました。
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まとめ
小学生の高学年向けの自由研究のテーマをいくつか挙げてみました。
高学年ともなるとあまり簡単すぎるものは提出できませんよね。
その分、親御さんが手伝ってあげる部分も出てくることが多いかもしれません。
しかし、少し難しい位の方が子どもの為にもなりますし、親御さんも以外にも知らなかった知識が得られるので楽しいですよ。
また、親のほうがハマってしまって先頭を切って仕切ってしまうのは子どものためにも良くありませんので注意しましょうね(笑!