ペットショップで目が合ったからその猫を飼うことにした。そういう話はよく聞きますよね。
動物と人の相性についてはわかりませんが、一目ぼれで飼い始めても、前からずっと家にいたようにすぐに家族の一員に、しかもアイドルになってしまうのが子猫です。
せっかく飼い始めたのなら、少しでも長く一緒にいたいものです。
猫の平均寿命は種類によって違うのでしょうか?
今回は、猫の寿命は室内での飼い猫と野良での違いや、少しでも長く一緒にいるために、長生きの秘訣もお伝えしましょう。
目次
猫は環境によって寿命が違ってくる?
猫の寿命はその猫の育つ環境によって違ってくるのでしょうか?
猫というと、気ままでいつも自分の思い通りにしていて、飼い主がおいでと言ってもこないこともあれば、猫なで声でちゃっかり膝の上でゴロゴロのどをならしていたりすることもありますよね。
あのストレスを感じないような暮らしが猫にとっても、私たち人にとっても身体への負担が少なくていいのではないでしょうか?
家の中で、飼い主の膝の上か、特等席があるような猫の平均寿命は16歳くらいとされています。
16歳と言えば人に例えると80歳以上です。
また、飼い猫には違いがないけれど、サザエさんのたまのように時々お散歩でどこかに行ってしまう猫の平均寿命は14歳くらいです。人に例えると60~70歳くらいでしょうか。
運動は適度にできて、家に戻れば食べるものの心配はない。
というお気楽さがいいですが、外になれているとはいえ、野良猫から病気をうつされたり、交通事故にあったりすることもあるため、家にずっといる猫に比べると寿命は少し短くなりますね。
それから、野良猫ですがやはり、食べものの心配があります。
また、家猫と違って、ワクチンなどを受けてことや清潔でないことから猫エイズの発症率も高く、病気になりやすく平均寿命は4歳くらいです。
また、雌雄によっても平均寿命は少し変わってきます。雌猫は15.2歳、雄猫は14.3歳と約1歳近い違いがあります。猫の社会も女性の方が強いのでしょうか?
猫の寿命は種類によって違いがあるの?
もちろん、飼いたいと思った猫がいるのであれば、その猫が1番ですが、もし少しでも一緒にいたいからということでしたら、比較的寿命が長いと言われている猫を選ぶのもいいですよね。
純血種より雑種の方が免疫力は高いと言われていますので、雑種を飼うのもいいと思います。
純血種の場合は…
- 日本猫
- チンチラ
- アビシニアン
- アメリカンショートヘア
- ヒマラヤンメインクイーン
- ジャパニーズボブテイルサイベリアン
- ノルウェージャンフォレストキャット
- シャム
などは平均して10年から15~16年の寿命のようです。
特に人気のアメリカンショートヘアや高貴な感じがするシャムは20年くらい生きるものも多いです。
猫の長寿の秘訣はやっぱり健康管理と愛情
愛猫を長生きさせる秘訣はなんでしょうか?
あなたはこんなことしていませんか?
①ストレスをかける
猫はストレスに弱い生き物です。もし、舌に挙げているようなことができていないと、寿命をあなたが短くしているかもしれませんよ!
- 猫の特等席を確保してあげる。
- トイレを清潔にする。
- かまってほしくない、そっとしていてほしい時もある。
②歯を清潔にする。
歯の健康は猫だけでなく他の生き物にもかかわってきます。猫は虫歯になって痛くても、歯医者に連れて行ってとは言えないので、食べることを辞めてしまうこともあります。
それが縮める原因にもなりかねないので、時々は、獣医さんで歯の検診をしてもらいましょう。
③かわいすぎて食べさせ過ぎて・・・
猫は子どもの頃はちょこちょこ家の中でも走り回りますので、運動量も結構なものですが、年を取ってくると静かにしている時間が多いので、食べ過ぎは太る元です。
猫も人も食べ過ぎはよくありません。肥満体質にならないようにご飯の量や内容を考えてあげましょう。
④受動喫煙は猫にもダメ!
最近、喫煙者は肩身が狭い世の中になりましたが、飼い猫の前でも、たばこはダメです‼
肺がんのリスクは猫たちの方が体も肺も小さいので高くなってしまうのです。
猫を長寿にするには、適度のご飯をあげて、来たらかまってあげて、時々健康かどうかチェックをする。そして、好きなようにさせてあげるのです。
そんなわがままきままな猫が好きで一緒に暮らしているのですから、その生活を見守るくらいの気持ちで、自分が癒してもらうくらいの気持ちで接してあげるのが猫にとっての極楽なのです。
あまり、かまい過ぎず、淋しがってすり寄ってきたとき、遊んであげるくらいのスタンスで、愛猫との生活を楽しんでください。
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まとめ
アメリカには38歳まで生きた猫がいたそうです。
人に例えると170歳超えです。
そこまで元気でいたのはやはり飼い主の愛情だけというわけではないと思いますが、デリケートな生き物なので、あまりひと中心にしないで、猫のきもちに寄り添ってあげましょう。
引っ越して場所が変わったりキャットフードが変わったりしてもストレスに感じることが良くあります。
気をつけてあげましょう。