最近子供の口臭がひどいような気がする、どうして子供なのに口臭がするの?と人知れず頭を悩ませているお母さん。
子供にも大人同様、口臭を感じるときはあるんです!!
体の調子が悪い時、きちんと歯磨きができていない時、ホルモンの変化で思春期にも口臭がひどくなる傾向があるんですよ。
ただ口臭がひどいと騒ぐのではなく、お母さんもきちんとした知識を身につけ、子供の口臭対策に取り組んでいきましょう。
そこで今回は、子供の口臭がひどい時の対策について解説してみます。
子供の寝起きの口臭がキツイ!今日からできる改善法を伝授!
特に子供の寝起きの口臭がひどいと感じているお母さん、寝起きに口臭がひどくなるのは口の中の唾液量が減少することで起こります。
そもそも口臭の原因になっているのは口腔内に存在するおびただしい数の口腔内細菌なのです。
口腔内が乾燥すると、口臭の素になる口腔内細菌の繁殖を防いでくれる唾液の量が減り、寝起きの口臭がひどくなるというサイクルを繰り返してしまいます。
体調の不良、口腔内環境の悪化、精神状態によって唾液の量は変化します。
これは子供に限ったことではなく大人でも同様、皆さんも体調が悪いときに自分の口臭が臭いなと感じたことはありませんか?
色んな原因によって唾液の量は変化しますが、特に子供の場合多いのが睡眠中の口呼吸によっておこる口腔内の乾燥です。
睡眠中に唾液の減少が起こるのですから、翌朝の起床時に口臭がひどいのは当然起こりうるのです。
この場合は、口呼吸ではなく就寝中に鼻呼吸ができるようにトレーニングしてあげると良いでしょう。
耳鼻科的な疾患の有無を確認する必要はありますが、ないような場合は日中から鼻で呼吸するように声掛けしたりすると良いでしょう。
また、就寝前の歯磨きや水分補給も重要です。
夜寝る前の歯磨きを念入りにし口腔内環境を良くしてあげることや、水分補給をしてあげることは唾液の分泌量を増やすためには必要なことなのでしっかり確認してあげましょう。
子供の口臭を確実に予防するたった1つのコツ
子供の口臭を予防することとして親ができる1つのコツは「親による仕上げ歯磨きの徹底」です。
子供の時って歯磨きが苦行のように思えたことありませんでした?
少しずつ大きくなっていって自分で歯磨きをするようになった時も、私は奥歯までしっかり磨いていた記憶がありません。
むしろ歯磨きを面倒に感じ表面をサッサッサーと磨き、それで磨いた気持ちになっていたように思います。
この自分で歯磨きをするようになった時、しっかりブラッシングできていないとどうしても口腔内環境は乱れてしまいますよね?
歯科によっては「小学校高学年まで仕上げ磨きは必要」と提唱しているところもあるくらい、しっかりとしたブラッシング方法を身に着けるまでは親による仕上げ磨きが重要なのです。
特に永久歯が生え始めるころはブラッシングをしっかり行えると、虫歯予防や口臭予防につながることは間違いありません。
子供の口臭治療には病院の何科を受診すべき?
私がやれることはやったけど、口臭が改善しない場合ありますよね?
そんなときはやはり専門家を頼りましょう。
一般的に子供の口臭の原因になるのは、口腔環境の悪化や耳鼻科疾患の場合が多いと言われています。
口腔環境の悪化に関してはきちんと歯磨きができていないのが原因となるので、虫歯発生の有無や歯磨き方法の確認を歯科でやってもらうと良いでしょう。
歯磨きは意外とできている様でできていない場合が多く、大人でも磨き残しが多いものです。
少なくとも半年に一度くらいは定期健診として歯科を受診すると綺麗な口腔環境を保てますよ。
子供の体調が悪そうで、なおかつ口臭が生臭いような場合は耳鼻科の受診をしてみてください。
蓄膿症などは口臭の原因の一つでもありますし、耳鼻科で対応してもらう必要があるからです。
耳鼻科的に問題ない場合は、胃腸科疾患の可能性もあるので小児科の受診をしてみるとなお良いでしょう。
まとめ
子供の口臭にも原因がいろいろあることが分かったと思います。
口臭の裏には大きな病気が潜んでいる可能性も含め、日頃から子供の体調には気を配ってあげたいものですね。