ひな祭りのときなどに、縁起物として食べられているはまぐり。
はまぐりの旬は2~4月ですが、今ではいつでもスーパーなどでは買うことができますよね。
はまぐりを入れるといい出汁が出て、和食好きな方にはたまらないのではないでしょうか?
しかし、そんなはまぐりの保存方法ってご存知ですか?
水に漬けたまま?塩水の方がいい?冷凍はれきるのかな?など迷ってしまうことも多いと思います。
そこで、今回は、はまぐりの保存方法の仕方によっておいしさをキープする方法について調べてみました。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
はまぐりを保存したいけど冷凍できるのか?
はまぐりだけでなく、貝類は傷みやすいため、急いで調理する必要があります。
もしすべてを食べ切れなかった場合は、冷凍保存がおすすめです!
貝は冷凍すると、危機を感じてギュッとするのでうまみ成分が増えるんです。
そのため、冷凍した方がおいしいなんてことも。
冷凍保存した場合の賞味期限は約2週間です。
保存状態が良ければ2か月ほど保存できる場合もありますが、保存期間が長くなると殻が開きにくいため2週間ほどの保存が望ましいとされています。
はまぐりを冷凍保存する前に、まずは下処理をしっかり行いましょう。
はまぐりの下処理方法
はまぐりの下処理には、砂抜きと潮抜きがあります。
砂抜き
- 真水を流しながら、貝同士を軽くこすり合わせ水洗いする。殻に付いた菌やぬめりを落とすためにしっかり
- 3%の濃度になる食塩水を作る。はまぐりが浸るくらいの食塩水の中に入れて、貝ができるだけ重ならないように平らに広げる
- スーパーで購入したはまぐりは1時間ほど、市場や潮干狩りでとってきたはまぐりは一晩かけて砂抜きする。貝がぴゅっと水を出していたらきちんと砂抜きできている証拠
潮抜き
砂抜きが終わったら、はまぐりを水から出してザルにあげ、濡れ布巾をかけて1時間以上置いておけば、完了。
潮抜きすることで、うまみが増すのでぜひ行いましょう。
これらの工程が終わったら冷凍です。
フリーザーパックなどのジップ付き保存袋に、はまぐりを平らになるように入れてしっかり空気を抜き密封して冷凍庫に入れればOKです。
空気が含まれていると酸化が進むので、できるだけ空気を抜くようにしましょう。
はまぐりを保存する場合冷蔵で何日もつのか?
はまぐりを冷蔵庫で保存する場合は、だいたい2~3日保存が可能です。
砂抜き・潮抜きをした後に、濡らした新聞紙に平らになるように包み冷蔵庫の野菜室に入れておくといいでしょう。
はまぐりは水に漬けたまま保存してはいけません。
水に漬けたままだと、活動し続けるので傷みやすくなります。
はまぐりを水から出すと殻を閉じて身を守ろうとし、野菜室のような低温な環境でおいておくと休眠状態になります。
そうすることで、生きた状態のおいしさを新鮮なままキープさせることができます。
このように、はまぐりを水から出しても数日は生きています。
そのため、タッパーなどの密封容器に入れてしまうと呼吸ができなくなり、はまぐりは死んでしまい貝が開かないので密封しないように気を付けましょう。
はまぐりの保存期間はどれ位?方法によっても変わってくる?
続いて、はまぐりは生のまま冷凍した方がいいのか、ボイルしてから冷凍した方がいいのか、についてお話しします。
生のまま冷凍した場合は2週間ほどもちますが、ボイルしたものなら殻が開いた状態になるので、もっと長く保存できます。
ボイルしたはまぐりを冷凍保存する方法
ボイルの仕方は、砂抜き・潮抜きしたはまぐりを、沸騰したお湯の中に入れて煮ます。
貝が開き始めたら取り出して、鍋のアクを取り除きます。
はまぐりのゆで汁にも、うまみが染み出ているので捨てずに一緒に保存しましょう。
冷凍保存容器に、食べる量のはまぐりと貝が浸るほどのゆで汁を入れて粗熱を取ります。
冷めたら冷凍庫に入れて完了です♪
解凍方法
冷凍したはまぐりは、冷蔵庫や冷水などでじっくり低温解凍するのがおすすめです。
あるいは、凍ったままのはまぐりを使う分だけ沸騰したお湯に入れて加熱調理してもOKです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なかなか手入れが難しそうなはまぐりですが、意外と手軽にできることがわかっていただけたでしょうか?
はまぐりは、お吸い物のほかにバター醤油で炒めたり、パスタに入れたりと様々な食べ方できます。
ぜひおいしく保存して、いつもの食事に加えてみてくださいね!
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