キャベツはお好きですか?
1~3月が旬の冬キャベツに3~5月が旬の春キャベツ、そして7~8月が旬の夏キャベツと年中通して楽しめるキャベツは家庭に常備しているという方も多いのではないでしょうか?
キャベツは様々なレシピで楽しめますが、春キャベツは生でサラダにして食べると美味しいですよね。
特にコールスローは、お子さんもお好きな方が多いと思います。
しかし、マヨネーズを使っているのであまり日持ちしないのでは?と思う方もいるかもしれません。
実は、レシピに一工夫加えるとグンと日持ちがアップするんです。
そこで今回は、コールスローを日持ちさせるための方法やレシピをご紹介します。
目次
コールスローが日持ちするおすすめのレシピ
コールスローは、卵が入っているマヨネーズを入れると傷みやすくなります。また、キャベツをカットした切り口から水分が出て、雑菌が繁殖して傷みやすくなります。
確かに水分が多く残っていると、ベチャッとしてくさりやすくなるイメージがありますよね。
キャベツをカットした後は、できるだけ余分な水分を取り除くのが長持ちのポイントです。
塩もみよりも塩水に漬けてみよう
コールスローを作るとき、キャベツを少しシンナリさせて味なじみを良くするために塩もみをしますよね。
塩もみすると、キャベツから水分が出やすくなり色味も落ちてしまうので、塩水に漬けてみてはいかがでしょうか。
塩もみするよりもムラなく塩分がキャベツに染みわたり美味しくなるうえ、味なじみもよくキャベツの色鮮やかさをキープできます。
塩水使用のコールスローレシピ
(材料)
●キャベツ…250g
●ニンジン…1/3本(50g)
●コーン缶…大さじ3(お好みで)
◎水…大さじ3
◎塩…小さじ½
◆マヨネーズ…大さじ5
◆酢…大さじ½
◆はちみつ…小さじ1
◆ブラックペッパー…お好みで
(手順)
- キャベツとニンジンを千切りにし、ボウルに◎と一緒に入れ軽くもみ15~20分ほどそのまま置く。
- キャベツとニンジンを軽く絞り、ボウルに入れる。
- ②に◆を入れてよく混ぜ合わせたら完成。
シャキッとした食感を保ちたいなら、水分を絞るときにギュギュっと力を入れるのはNGです。
キッチンペーパーなどで優しく拭き取るといいでしょう。
コールスローは作って冷蔵で寝かせると味もなじんで3~4日持ちます
有名レストラン「たいめいけん」のコールスローは、なんと5日ほど日持ちするんだそう。
その理由は、マヨネーズを使っておらず酢、油、砂糖、塩とシンプルな味付けにあります。
そして、キャベツを千切りよりも少し太めの7ミリほどの太さにカットします。
そうすることで、時間が経っても程よく歯ごたえを残しつつ調味料の味がうまく馴染みます。
一方で固い歯応えのニンジンはスライサーなどで細く切るとバランスがとれていいでしょう。
キャベツとニンジンに軽く塩を混ぜ込んだら、密封容器に入れて、上に重しを乗せ冷蔵庫で1時間ほど寝かせて完成です。
このように作ると、最大で5日間ほどもつそうです。
マヨネーズなしでも野菜の甘みが出て、そのままの野菜よりも程よくやわらかく美味しく出来ると思いますよ。
コールスローは簡単に作れて日持ちするのでオススメ
もう一つ、長持ちさせるにはキャベツを生のまま使うのではなく、さっとひと茹でするといいんです。
沸騰したお湯に数秒ざっとくぐらせしっかり水気を切るだけで、色鮮やかになりやわらかく食べやすくもなりますし、_日持ちもするので手軽でおすすめですよ。
ちなみに、コールスローを大量に作ってしまったとき冷凍するのはNGです。
それはキャベツに残っていた水分が冷凍して解凍すると外に出てしまい、水っぽくなってしまうんです。
また、マヨネーズを使ったコールスローは一度冷凍して解凍すると、マヨネーズが分離してしまうので冷凍には向かないでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
コールスローのレシピはたくさんありますが、少しでも長持ちさせるレシピで作ると、おかずの一品として一役買ってくれますね。
ぜひ試してみてくださいね!