毎日、仕事に家事・育児と頑張っている主婦・主夫のみなさんお疲れ様です。
「主婦休みの日」ってご存知ですか?
家事を休んでリフレッシュする日なのですが、「わざわざ意図的に設定しなくても休めばいいじゃない」という方もいるでしょうか。
仕事と違って、家事は家族がいる場合は特に年中無休で行わないと日常生活に支障をきたしますよね。
また、家族が家にいる休日こそ昼食を作らなければいけないし、家も汚れやすく家事は増えて疲労がたまりやすいのが事実です。
今回は「そんな年中無休の主婦の方々にしっかりリフレッシュしてもらおう」という試みの「主婦休みの日」やイベントについてご説明します!
目次
そもそも主婦休みの日とは?
「主婦休みの日」は、2009年から設定された日本の記念日で、サンケイリビング新聞社が提唱し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
読者のアンケートにより年3回、1月25日、5月25日、9月25日が「主婦休みの日」に決まりました。
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みといった忙しい期間の後に設定されているので、主婦の方々の意見がよく反映されているのがわかりますね。
主婦休みの日の定義は、
- 家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュできる日
- 家族が元気になってニッポンも元気になる日
- 夫や子どもが家事にチャレンジする日&パパと子どもが一緒に行動する日
といったように決められ、各企業がイベントを催しています。
具体的にイベント内容をご紹介します。
ママ向けイベント:主婦が休みを楽しむためのランチプランやツアー
2012年、パレスホテル立川で行われたイベントです。
お子さんがいると、ママは特になかなか外泊できないんですよね。
日中にでかけることもできますが、短時間では十分に気分転換できないことも。
これは、家族の夕食の支度をしてから出かけられる17:00チェックイン&翌日正午解散のプチ外泊イベントです。
美容効果の高い食材を使ったディナーに美肌再生セミナー、そしてカラダを美しく目覚めさせる朝食バイキングに朝ヨガと、女性に嬉しい要素たっぷりのイベントです。
パパ&子供向けイベント:主婦休みを家族で応援するための父子向けのイベント
電子レンジは、コンビニのお弁当をあたためるだけと思っているパパも多いはず。
実はフライパンや鍋を使わなくても、ルクエなどの電子レンジ対応アイテムを使えば立派な料理が作れるんです。
このイベントは、お子様もパパと一緒にルクエを使って電子レンジでパンやオムレツを作るというものでした。
料理が好きではないけれど、家族のために毎日頑張っているというママも多いはず。
パパやお子さんがママの代わりにご飯作れば、かなり楽になりますよね。
他にもイトーヨーカ堂、江崎グリコ、花王、キッコーマン食品、キユーピー、ニチレイフーズ、パナソニック、P&G、明治、ライオン、ロッテなど多くの企業が応援団とな
っていて、様々なイベントが催されているようです。
主婦休みの日の由来は?
そもそも、主婦休みの日が提唱されたきっかけはなんでしょうか。
世界に比べて、日本の妻の家事負担の多さが問題視されていますよね。
特に、今や総務省の労働力調査によると、共働き世帯は専業主婦世帯の約1.6倍となり妻と夫が「共に働き、共に家事をする」のが一般的になってきました。
しかし、実際にはまだまだ妻の家事負担が多いようです。
特にお子さんがいる家庭は、保育園への毎日の送り迎えに加えて各提出書類の準備、そして食材の買い出しや栄養バランスを考えた食事づくりなど、妻の負担は多めです。
ある実態調査によると、夫と妻の認識には大きな隔たりがあることが判明したんです。
家事分担の割合の調査結果によると、「自分は4割以上やっている」と考える夫が多いのに対して、妻は「夫の分担割合は2割」と考えていることがわかりました。
まだまだ夫が考えている以上に家事の量は多く、妻の負担が多くなってしまうのかもしれません。
主婦休みの日の調査から見えてくるもの
専業主婦の市場価値についても、いろいろな意見が交わされていますよね。
「専業主婦の妥当な年収」について25歳~35歳の男女にアンケート調査を行ったところ、女性が考える年収の1位は「200万円」(9.5%)でしたが、男性が考える年収の1位は「0円」(12.9%)という結果に。
多くの男性の認識によれば、主婦は職業とは認められておらず、どんなに忙しくても無職ということになってしまいます。
収入を得ていない「無償労働」は、職業とはされていないんですね。
しかし、家事代行サービスを雇うことを考えるとどうでしょうか。
アメリカの調査会社によるとRC-S法で試算した場合、月収100万円、年収1,200万円という驚きの金額に。
この金額は極端かもしれませんが、家事をすべてプロに託すとこ、のような結果になることもあり得るということです。
そう考えると、給料をもらうことなく家事をこなすことの大変さをもっと認識すべきなのかもしれません。
「主人と子供からの『ありがとう』がいちばんの報酬です」という妻の声もあるので、家事・育児を妻に任せっきりにしている男性は、「主婦休みの日」くらいは労いの言
葉をかけてリフレッシュしてもらう時間を作ってもいいですね。
まとめ
いかがでしょうか?
「主婦休みの日」はまだまだ知らない方も多いかもしれません。
家事・育児を毎日頑張る主婦の方々も、年3日だけでなく定期的に休む機会を作れたらいいですね。