ミリオンバンブーってご存知ですか?
バンブーという名だけあって、竹の仲間と思われる方もいるかもしれませんが、実はドラセナの仲間なんです。
ドラセナとは、スズラン亜科の属の一つで、もともとはアフリカなどの亜熱帯地域に生息する植物です。
ミリオンバンブーはスタイリッシュな見た目と、「開運竹」とか「萬年竹」などと呼ばれるほど中国では特に縁起の良い植物として愛用されています。
今回は、そんなミリオンバンブーの育て方や増やし方についてご説明します!
目次
ミリオンバンブーは挿し木をすると簡単に成長します!
<基本的な育て方>
まずは、水やりや置き場所など、基本的な育て方についてご説明します。
水やり
基本的に土が乾いたら2~3日後にあげる感じでOKです。
生育期の5~9月には、土が乾いたら多めにたっぷりとあげた方がいいでしょう。
ただ、受け皿の水が溜まっていると根腐れの原因となりますので、余った水は捨てるようにしてください。
冬の水やりは、暖かい日の午前中が最適といわれています。
ただ、冬でも10度以上の気温を保てる場合は、基本的には冬は乾燥させて管理してください。寒い時期に水を控えめにすることによって耐寒性が若干上がるそうですよ。
しかし室内は暖房器具の影響で空気が乾燥しているので、暖かい時間帯に霧吹きで葉水(葉に直接水を吹きかけること)をしてあげると、害虫予防にも効果的です。
日当たり
直射日光が当たるところよりも、少し明るいところで置くのがいいでしょう。
直射日光が当たらない、レースカーテン越しのところがちょうどいいのではないでしょうか。
春から秋は明るく風通しの良い室内に、夏は強烈な日差しが葉焼けの原因となるので強い日差しが当たらないところに置きます。
冬は10℃以上の明るい室内が最適です。玄関や廊下は冷えるため、暖房の効いた部屋がいいでしょう。
ただ、エアコンの風が直接当たらないところにします。
日照不足になると、葉の色やツヤが悪くなったり、茎が弱々しくなるので注意したいですね。
肥料
冬は不要です。
生育期の5~9月は、月に1回程度あげるといいでしょう。
<挿し木で簡単に増える!>
枝にたくさん葉が増えてくるとボリュームが増えて見栄えが悪くなったりします。
そんなときは、挿し木や挿し水がおすすめです。
方法はとても簡単なんです。
次でご説明します。
ミリオンバンブーが伸びすぎだと思ったら茎を切って挿し木に!
鉢底から根っこがたくさん出てくるようになったら植え替えならぬ、挿し木や挿し水をします。あまり伸びすぎるとジャングルのようなボリュームになってしまうこともあります。
伸びすぎている葉や邪魔な下葉、枝などを切り戻します。
挿し木等にするときに、切り過ぎたとしても生育期のため新芽が生えてくるのでOKです。
適当な長さに切った、元気そうに見える枝を水の入った花瓶などに挿しておくだけで挿し水完了です。
挿し木の場合は、枝をそのまま土に挿すだけで完了です。
枝だけだと、本当に竹のように見えることも「バンブー」という名がつく由来かもしれません。
しっかりと根付くまでは、多めに水をあげて葉水もしてあげると葉からの水分の蒸発を防ぐことができます。
ミリオンバンブーの切り戻し時期は4月?5月がオススメ!
ミリオンバンブーは成長が早い植物なので、2年に1度は植え替えをしましょう。
挿し木などをする、切り戻し時期は5~8月の温かい時期が最適です。
10度以上の気温が保てるなら外の地植えでも育ちますが、やはり熱帯地域の植物なので基本的には鉢植えにして室内で育ててあげた方がいいでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミリオンバンブーの簡単な育て方の説明や、挿し木についてご説明してきました。
とても育てやすい植物だということがわかっていただけたでしょうか?
始めて植物を家で育てるという方にもおすすめかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね。