毎日家族の家事をこなしている奥様方、お疲れ様です。
特に家族の洗濯物は、洗っても洗っても毎日出てくるので出来るだけストレスフリーにこなしたいですよね。
でも、旦那さんのシャツの襟汚れ、お子さんの泥汚れに食べこぼしの汚れなど、なかなか落ちにくい汚れもあります。
その度にこすり洗いをしたりするのは本当に大変ですよね…
洗剤の種類はたくさん出ているけれど、多すぎてどう使い分ければいいかわからないという方も多いはず。
今回は、汚れ別・ニオイ対策などに分けて、汚れ落ちがいい洗剤をイプ別に説明します!
目次
悩み別に検証!洗濯洗剤の汚れ落ちに一番良い洗剤はどれだ⁉︎
お悩みごとに、どんな洗剤を使えばいいか見ていきましょう。
(1)汗・皮脂汚れ・食べこぼしなど強い汚れ&ニオイ→弱アルカリ性の洗剤
こういった体から出るたんぱく汚れは、酸性で出来ています。そのため、汚れを落とすには、反対の性質を持つ弱アルカリ性の洗剤が効果的です。
粉末タイプの洗剤が弱アルカリ性のものが多く、また粉末タイプの洗剤が汚れに直接アタックするので、洗浄力は最も高いです。
→部屋干しトップ粉末 除菌EX
※部屋干しのニオイ→部屋干しすると嫌なニオイがする、という悩みをもつ方も多いですよね。それは、汚れが落としきれてないからなんです。
そういう方には、漂白剤入りの粉末洗剤を使うと洗浄力がパワーアップしてオススメです。
漂白剤は、弱アルカリ性の洗剤よりもさらに酸性の汚れを落とす効果が強いです。
漂白剤というと、色物には使えないのでは?と思われるかもしれませんが、実は漂白作用が発揮されるのは水温が35〜40度なんです。
そのため常温で洗う分には、色物でも気にせず使えます。
漂白剤入りの粉末洗剤を使っても、まだニオイが気になる場合は、そもそも洗濯機の容量に対して洗濯物の量が多すぎるのかもしれません。
そして、今は液体タイプやジェルボールタイプでも弱アルカリ性のものが増えて来ています。
→ウルトラアタックNeo濃縮液体
→アリエール 液体 イオンパワージェル サイエンスプラス
ただ、やはり液体やジェルボールは水に入れると弱アルカリ性のものでも中性に近付いてしまうので、粉末の方が洗浄力は強いと言えます。
そうはいっても、よほど毎日お子さんが泥んこになって来るとか、年頃の汗っかきな運動部のお子さんがいてあまりにも汚れが酷い場合でない限り、普段の洗剤は液体orジェルボールで十分でしょう。
ここで、洗浄力アップに強力な助っ人について説明しましょう。
・界面活性剤
水を汚れと繊維の間に入りやすくし、汚れを浮かせ、溶けやすく分解させる。そして再度繊維に汚れが染み込むのを防ぐ。
水と油など、溶け合わないもの同士をつなぐ役割をする。
汚れ落ちの手助けにはなるが、界面活性剤だけが多く入っていればいいわけではない。
粉末洗剤には14%、液体洗剤には60%の割合で含まれる。
・酵素
たんぱく質汚れ(=皮脂汚れ・血液など)の頑固な汚れを分解する。
37度前後で効果を発揮する。
こういった成分を全て網羅しているのは、上で挙げた部屋干しトップ粉末 除菌EXなどになります。
洗剤の裏面に成分表記がされてるので、他の洗剤もぜひチェックしてみて下さいね。
(2)白さを際立てたい→蛍光剤入り洗剤
ワイシャツや、白シャツは夏は特に使う頻度が増えてきますよね。その白さを際たせたい時は、蛍光剤入りの洗剤がオススメです。
蛍光剤は、漂白剤のように色を抜くのではなくて、青や黄緑色を足すことで白さを際立たせるものです。
そのため、白いものに使うと、白さだけでなく輝いて見えるのも特徴です。
しかし、白以外のものに使うと、色あせて見えたりしまい変色の恐れがあるので、色物やファストファッションのものには使わないようにしましょう。
液体に粉末にジェルボール!主な洗濯洗剤の使い分けを伝授!
今までを見ると、洗浄力でいうと…
1位:粉末洗剤
2位:液体洗剤
3位:ジェルボール
となることが、わかりましたよね。
粉末洗剤
弱アルカリ性のものが多く、汚れにダイレクトに直撃
介護施設などでは、尿や体臭のニオイや汚れを粉砕してくれる消臭・除菌に特化した粉末洗剤が重宝されています。
→アタック消臭ストロング
(成分表を見ると、界面活性剤・漂白剤・酵素・蛍光剤全て入っていますね)
液体洗剤
中性のものが多い。節水洗濯機や、横ドラム型の洗濯機向け
節水洗濯機などでは、どうしてもすすぎが不十分なことがあるので粉末洗剤よりは液体洗剤の方がいいです。
普段使いで、特別酷い汚れものでない限りは中性洗剤でも十分汚れは落ちます。
また、弱アルカリ性のものよりも中性のものの方が、生地に与える負担は少なく済みます。
ジェルボール
中性のものが多い。忙しい人向け。
界面活性剤が多く含まれているものが多いので、中性でも洗浄力は優れています。
軽量や詰め替えの手間がいらないので、洗濯機に放り込むだけで洗濯出来るのはかなり時短になりますね。
以前のジェルボールは、汚れは落ちてもニオイは香りを付けて誤魔化しているものばかりでした。
しかし、今売られている3層の有効成分で出来るタイプは、消臭能力も高く作られています。そのため、洗浄力は液体タイプとほぼ同じと言えます。
※要注意点→暑い場所や湿度の高い場所だと、中身が溶け出す恐れがあります。
そして企業側も呼びかけはしていますが、まだ子供の誤飲が相次いでいるので、子供の手の届かないところには置かないよう注意しましょう。
お洗濯が楽になる!洗濯洗剤の汚れ落ちに必須のアイテムとは⁉︎
上で挙げた洗剤を使っても、長年の汚れが染み付いてしまった場合は、なかなか落ちにくい時もありますよね。
そんな時活躍するアイテムをご紹介します。
ウタマロ
主婦の方にはご存知の方もいらっしゃるでしょうか?
一見するとただの固形石鹸ですが、洗浄力は強力です。
口コミでこの凄さが広まっていて、ファッション誌のGINZAでも特集される程なんですよ。
→GINZA 2018年3月号 特集記事
モデルの東原亜季さんも、お子さんが赤ちゃんの頃の黄色い便汚れもウタマロで綺麗になったとオススメしていました。
ウタマロは、泥汚れ・靴下汚れ・シャツの襟の黄ばみ汚れ・口紅などの化粧品汚れなどなど、様々な汚れに効きます。
気になる部位に石鹸を擦り付けてもみ洗いした後、普通に洗濯機で洗うだけで綺麗サッパリ汚れが落ちるんです。
ホームページを見ると、固形石鹸以外にも中性リキッドタイプもあり、衣類によって使いわけが出来るようですよ!
オキシクリーン
アメリカ生まれの洗剤で、コストコに主に売っていて話題になっています。
油汚れに強く、洗濯だけでなくキッチン周りやその他お風呂掃除など家中で使える優れものです。
塩素系漂白剤と違い、漂白剤特有のツンとしたニオイもなくまた色素を漂白してしまうのではなく、酵素の力で汚れのみを浮き出すので、色物でも洗濯出来ます。
ウタマロ、オキシクリーンともに、酷い汚れに使う場合は、40度前後のお湯に洗剤を入れてしばらく漬け置きすると、さらに効果絶大ですよ!
まとめ
いかがでしたか?
普段洗剤の裏面なんて見ないという方も、成分の役割がわかると、うまく使いわけが出来ますよね。
一つの洗剤タイプだけに偏るのではなく、
普段はジェルボールや液体洗剤、
粉末洗剤で汚れを根こそぎ落とすのはシーズン終わり頃、そして頑固な部分汚れは専用の洗剤、
といった感じで使いわければ衣類も長持ちさせられると思いますよ。
ぜひご家庭に合うタイプの洗剤を見つけてみて下さいね!