関東でもついに梅雨の時期に突入しましたね。
洗濯物を部屋干ししないといけなくて、なかなか乾かず困っている方も多いのではないでしょうか?
実は、洗濯物を干してから、5時間程で乾かせていないと生乾きのニオイが発生すると言われているんです。
しかし、湿度の高い梅雨時に部屋干しで、そんなに早く乾かせないよ!という方もいますよね。
でも、部屋干しでも早く乾かす方法があるんです。
今回は、洗濯物の部屋干しで早く乾かす方法をお教えします!
目次
洗濯物の部屋干しの方法をベテラン主婦が解説!
洗濯物を干す時に、間隔をあけて干す、というのはやっている方も多いと思いますが、他にも良い干し方があります。
1.アーチ干し
両端に長い衣類をつるして、真ん中に向かって短い物を干すやり方です。空気の通り道ができて、乾燥しやすくなります。
例えば、両端にタオルなどを干し、真ん中に靴下や下着などを干す、といった感じです。
2.バスタオルの囲み干し
多くの方がバスタオルは2つ折りにしてハンガーにかけて干していると思いますが、重なっている部分が多いほど乾きにくいんです。
バスタオルを横長にし、上辺をピンチでぐるっと留めて干すやり方です。縦長に干すよりも、平均して1.5時間も早く乾燥させられるそうですよ。
3.衣類乾燥機や扇風機を活用する
衣類乾燥機を使える場合は、洗濯物の真下に乾燥機を置くことがポイントです。
衣類の水分が重力で下に下がってくるので、どうしても下の方が乾きにくいためです。
そのため、余裕があれば定期的に洗濯物の上下を変えたり、位置を変えたりしましょう。
また、雨だからといって窓を閉め切りにしていると空気が循環しません。
空気が循環していないと、洗濯物は余計乾かないので、扇風機等を活用しつつ、少しでも窓は開けておきましょう。
上で干し方のコツをご紹介しましたが、それ以外にも洗濯機の脱水を2回にすると、余計な水分が飛ばされるのでより効果的です。
その他、フード付きの服は、上下逆さまにしてほすと、フード部分が重ならずに、乾きにくい部分も乾燥させやすいですよ。
4.部屋干しを楽しむ工夫を
どうしても憂鬱でうっとうしくなりがちな部屋干しですが、部屋干し以外に他に方法が無いなら、少しでも楽しむ工夫をしたいですよね。
ハンガーを可愛くオシャレなものにしてみるとか、物干し竿のかわりに木の枝を使ってみるなど、インテリア店で探してみるといいですよ♪
ここに部屋干しを楽しむコツが載っているので、見てみて下さいね。→「部屋干し」をたのしむ人の3つのメソッド
うっとうしい時期でも万全!洗濯物の部屋干しで最適な場所は?
部屋干しの最適な場所は、浴室か部屋の中央です。
浴室はどうしても湿気がこもりやすいイメージがありますよね。
でも浴室は換気扇を常に回していられるところでもありますし、部屋よりも狭いのでつっぱり棒を通しやすいです。
そしてもう一つ、部屋干しに向く場所は、部屋の中央部分です。ここは最も空気が動き、循環しやすいところなんです。
エアコンを使う場合も、部屋の中央部分が当たりやすくなっている配置の家も多いと思います。
そのため、エアコン&扇風機or衣類乾燥機を併用して部屋の真ん中に干すと、すぐに乾きやすいですよ。
また、部屋に干す場合は、部屋中の湿度が上がるので、そういった意味でも、必ず除湿機やエアコンで除湿対策をして下さいね。
ちなみに、窓際や部屋の隅は、湿度がこもりやすいので避けた方がいいです。そして、カーテンレールに干すのはNGです。
カーテンレールは物干し竿のように重さに耐えられるように作られていません。
私も以前カーテンレールに洗濯物を干していましたが、突然ドカッとカーテンも洗濯物も全部外れて、大変な思いをした事があります(苦笑)
それにカーテン自体も頻繁に洗うものではないので、案外埃がついていたりして、綺麗ではないんですよね…
洗濯物の部屋干しにはエアコンが便利⁉︎その上手な使い方は⁉︎
先ほども少しご説明したように、部屋干しで短時間で乾かすにはエアコンが効果的です。
特に、エアコンのドライ機能にすると、部屋の湿度を下げつつ温度も下げてくれるので効率的ですね。
ドライ機能にも、実は「弱冷房除湿」タイプと「再熱除湿」タイプがあるんです。
どちらも、室内の湿った空気をエアコンで冷やして湿度の低い空気と入れ替えるものです。
弱冷房除湿というのは、エアコンで冷やした空気をそのまま出すので、冷房のように冷たい空気が出ます。
一方で、再熱除湿というのは、エアコンで冷やした空気を再度元の空気と同じ気温に戻して出す、という仕組みのものです。
わざわざ暑い空気を出さなくてもいいのでは…という気もしますが、梅雨時はたまに肌寒い時もありますよね。
そんな時に除湿機能だけ使いたい時には、再熱除湿タイプが向いているようです。
しかし、やはり再度空気を温めるので、その分電気代がかかってしまいますね。
そのため本当に必要な時だけ、除湿機能を活用すればいいと思います。
一度ご家庭のエアコンがどちらのタイプなのか、説明書をチェックしてみて下さいね。
どちらのタイプにせよ、分厚い生地の洗濯物には特に、エアコンの風を直接当てる&下から扇風機or衣類乾燥機で風を当てるなどしていろいろ活用して下さいね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今までの説明で、これから来る憂鬱な梅雨でも、少しでも快適に洗濯が出来れば幸いです。
ぜひ参考にしてみて下さいね!